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ブルーシャツ

ミニマリストになりたい、と日々思いつつ、服の断捨離はほとんどできないでいます。寝室の私用のクローゼットからはみ出さないようにするのがなんとか歯止めになっていて、以前ほどはガシガシ服を買うことはなくなりました。

仕事に来ていくシャツはワードロープの基本中の基本。大体パターンはシャツ+パンツ(ズボン)ルックでスカートはほとんどなし(1か月に一回履くか履かないか程度)。スカートを履いていくとみんなに今日はどうしたの?の質問が来る感じ。仕事場は年中暖かいので冬場でもシャツ1枚腕まくりで上にジャケットもセーターもカーディガンも着ていません(楽)。多分多くの人が同意すると思われる王道の白シャツは私は5−6枚持っていて、時間もないし、もう何がいいかわからない時にはとりあえず白シャツ。老若男女白シャツを来ておけば困った時にも間違いありません。今日アイロンが終わった後に数えてみるとその万能の白シャツよりも多いのがブルーシャツでした。全部で8枚。

ちなみに私はアイロンがけが好き。世の死ぬほど嫌いな家事の多分上位に食い込むであろうアイロンがけは私にとっては村上春樹流に言えば”主人公が心の平静を取り戻す”気持ちのいい時間であったりします。言わば、「整う」気持ちよさ、とは言っても限界は10枚までかな〜 (夫のシャツ5枚、自分のシャツ5枚でもうお腹いっぱい)。

イエベの私は以前「イエベにブルーは似合わないのでは」と思ったこともありました (注→こういう全てを大雑把にまとめすぎてしまう考えは「女なんてみんな一緒だ」「インド人はずるい人種だ」みたいな偏見と呼ばれる部類に入ることを自覚しており、現在ではいかに細部に思いを寄せるかを大事にするようにしております)。イエベにはイエベのブルーがある。そしてむしろシャツに関して言えば、男性はピンクのシャツ、女性はブルーのシャツを着ているのが好きだったりします(夫はピンクのシャツは着てくれませんが)。

クローゼットの中はブルーストライプが4枚にパウダーブルーやブルーグレー系が4枚。

8枚のブルーシャツ


写真を撮って並べてみました

せっかくなので手持ちの大好きなブルーシャツの色味はどの季節に属するのだろうとちょっと画像比較をしてみました。下画像をお借りしています 

いろいろなブルー、表現も多彩

診断してもらったわけではないのですが、私はイエベオータムなので、くすみのあるブルー湖っぽい青のブルーなのを選んでいる(無意識)のが興味深いです。ストライプの青は白が入っているのでロイヤルブルーのようなパッキパキのものでもいけているみたい。1枚パウダーブルーは素材がシルクで独特の光沢があるため得意な色でなくても好きなんでしょう。

そしてブルーシャツがあんまりにも男っぽくならないようにカットが女性らしいもの、裾を出しても着れるものが数枚、首周りは襟のないノーカラーシャツが好きです。ノーカラーシャツはカジュアルな雰囲気になりやすいということなので→これは多分私が骨格ナチュラル故かと思われます。

つまりイエベ、オータム、骨格ナチュラルさんであれば買ってよかったブルーシャツは以下の条件でした

ブルーグレーやブルーグリーンのようなくすみのある青

細かいストライプであればパッキリした青でも大丈夫

ノーカラーシャツやスタンドカラーシャツ

素材やカットが女性らしいもの


シャツについて書いていたら、グレートギャツビーが英国から取り寄せているという色とりどりのシャツを何枚も何枚もデイジーに向かって投げて広げるという有名な映画シーン (というか小説の一部)を思い出しました。


ネット上で見つけたものをお借りしています


ネット上で見つけたものをお借りしています

白いスーツを着こなせるのはギャツビーくらい、そしてその背後にはシャツの山ができるほどのストックがあってのこと。ミニマリストの正反対マキシマリストの典型ですよね。モデルさんとかアパレル系のお仕事とかやっぱり大変ですよ。

どんなにたくさんの洋服があっても体は一つ。自分に似合うものをミニマリストでと納得のできる境地に達したことに感謝しつつ、ブルーシャツの考察でした。

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山林
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