オープンハウス、オープンガーデン
昨日、我々のフラットの元オーナーの画家さんご夫妻からオープンガーデンのご招待があったので行って参りました。
友人知人ご近所の方をみんなご招待して、XX時からXX時までいつでも遊びに来て、というオープンハウスをしていたご近所さんからアイデアをもらい、うちもオープンハウスというイベントをしたことがあります。誰を呼んで誰々さんと誰々さんは相性が良さそうだから、みたいな余計なお世話に頭を悩ませることなく、朝からキッチンで奮闘する必要もなく、ただ3〜4時間次から次へとやってくる方とおしゃべりをして交流を深めるだけで良いのす。訪ねる方も気軽にふらりと立ち寄り好きな時に去る程度でいいのと、どんなインテリアでどんな暮らしをしているのかを知るいい機会です。一般家庭だけでなく、諸外国の領事館や歴史ある学校・美術館などもこのシステムを取り入れ年に一度のオープンハウスイベントをしていることもあります。
こういうご近所イベントというのは実は良い街づくりに深く貢献しているらしいです。これは「割れ窓理論」の真逆の理論。
ゴミが1つ落ちているとさらに捨てられるゴミが増えるのと同じですね。
オープンガーデン
↑みてみて、ピンクズボンのおじいちゃん(カラフルズボンについてはここで書いた)
お庭があるの羨ましいなあ、こんな贅沢な暮らしいいなあ、でも話を聞けば聞くほど、お手入れの時間・手間暇がすごい、晴れていればほぼ一日中手入れをしているとのこと。帰宅途中、うちの山林へと思いを馳せます。1. 奥山>2. 里山>3. お庭と自然度が上がるほど人間の関与度が下がり、実は手入れ度が下がる。奥山ほど在来種が保たれ、お庭には世界各国からの珍しく美しい見栄えの良い園芸種外来種が好まれる。こういうお庭は持っていないけれどそれはそれでいいじゃないか、ワンピースにrepettoの靴*で楽しむゴージャスなお庭があり、速乾服と登山靴で行く別の意味でゴージャスなうちの奥山もある。
ご主人の方が、日本人の君にみせてあげたかった、と言った石灯籠。
日本のものだと思うんだけど、と聞かれて後で調べてみるとお答えしたんだけども
石燈籠についての知識が皆無なので、googleに聞く→春日燈籠に似ているようなでも違うよね。春日型、平等院型、御苑型などいろいろあるみたいなのでいつか、XX型ですと教えてあげたい(奮闘中)、どなたか詳しい方教えてください。
うちのフラットの元オーナーの画家さんとの不思議なご縁は前述しましたが
元オーナーの画家さんはチャールズ国王のポートレートまで手がけるほどの有名人。そのポートレートが過激派によるペイント落書きの被害にあったいろんな意味で一昨日の心痛むニュースと時期的に重なりました。どうしてチャールズ国王を狙わなければならないのかさっぱり理解できませんと一緒にお話ししてきました(幸い、絵画はガラスで保護されていたので大丈夫だったそうです)。しかも元オーナーさんの絵は皇族・スペシャル・豪華絢爛とは程遠いとても自然体の雰囲気なのにね。こういう勘違いは#未来のためにはならないと思う。
ちなみにDave Goulsonによると、自然のため、#未来のためにできることとして、何も大きなことをする必要は全くなくて、小さな窓辺のプランターひとつ、都会でもできる小さな庭がミツバチや虫が生き残れるカギとなるのだと語っていて勇気づけられる。
いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。