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8/31(水)Vol.4/子どもの味覚
こんにちは!日本幼児食協会の小出です。
いよいよ明日で夏休みも終わりですね!
お母さん達、本当にお疲れ様でした。
9月からは、少しずつご自身のペースが取り戻せるようになりますね。
さて今回は子どもの味覚についてお話ししたいと思います。
まず、子どもの味覚は6歳頃までに味蕾が形成されていき、6歳を過ぎると少しずつ味覚の発達が、年齢と共に徐々に低下していきます。
子どもの食育で大切な味覚は全部で5つあります。
・甘味
・うま味
・苦味
・酸味
・塩味 です。
出来るかぎり5つの味覚を6歳頃までに経験して欲しいなと思います。
なぜなら、幼児期にしっかりと味覚の発達を促すことで、将来大人になった時に、味の足し算引き算が出来る様になります。
また、塩味ばかりで偏った味付けにしてしまうと、濃い味に慣れすぎ、薄味のご飯を食べなくなってしまったり、味覚を戻すのに倍以上の期間がかかってしまいますので注意が必要です。
そして味覚の中でも酸味、苦味、塩味はなかなか経験したことが無いお子さんも多いと思います。
よくあるのが、上の3つの味で調理したご飯を子ども達に食べさせた時、子ども達は『まずい、美味しくない』などと言います。
経験したことのある子ども達は、酸味を経験すると『酸っぱい!』、苦味を経験すると『苦い!』と言葉にします。
ぜひ一度、お子さんにどんな味がする?と聞いてみましょう。苦味の料理を食べたら、『これは苦いって言うんだよ』とお話ししてあげて欲しいです。
色々な味をぜひ経験させてあげてくださいね。