読了:地上最強の商人
著者:オグ・マンディーノ
【概要】
史上最強の商人となる秘訣を、アラブに伝わる十の巻物の寓話を通してわかりやすく説いた、経営者のための成功秘伝の書。世界20ヶ国300万部の大ベストセラー書。
【所感】
自己啓発本でよく問われていることが、
読みやすく、押しつけがましくなく
ぎゅっと凝縮して書かれている本でした。
・今日が人生最後の日だと思って生きろ。
・もし、成功しようとする決意が十分に固ければ、失敗することはない。
そして、失敗とは、その目的に到達できないこと
つもり、途中であきらめてしまうことであると説いている。
・「私は良い習慣をつくり、自ら、その奴隷となる。」
⇒本書では良い習慣を身に着けた生き方を説いています。
どんなに良い知識、情報があっても
行動に移せなければ意味がなく
行動に移すには、「習慣化」して、
はじめて自分のものになる
そして、「習慣化」するためには、
「今すぐ出発する」、
つまり「いますぐ、行動しろ」ということを言っています。
私は、ここの章が非常に共感を覚えました。
自分の感情の主人になる、自分の機嫌は自分で取る。
その日の自分の感情に振り回されていてはいけない。
自分の思いに支配されるのではなく、
自分の思いを支配する。
気分が沈んでいたら、歌おう。
悲しかったら、笑おう。
体調が悪かったら、仕事を倍にしよう。
怖かったら、頭から突っ込んでいこう。
劣等感を感じたら、新しい服に着替えよう。
自信喪失したら、少し声を高めよう。
貧しさを感じたら、来るべき富を考えよう。
無力感を感じたら、かつて得た成功を思い返そう。
卑屈になったら、かつて立てた目標を思い出そう。
今日、私は自分の感情を支配するのだ。
自分次第で「結果」、「気分」は大きく変わる。
忘れないように、大事にしていこうと思います。