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9月に買った本【2024年】

9月に買った本


9月に買った本は、計3冊。

すべて無人島ものの小説で、その理由は最近興味があって調べているからです。

「ロビンソン・クルーソー」から始まった無人島ものは多岐にわたり、現代においては全く読まれなくなった作品も多いです。

無人島ものから反ユートピア、ディストピアものにもつながっていくため、そういう作品について興味のある人にとっても、重要な意味を持ってくるジャンルです。

アーサー・ランサム「ツバメ号とアマゾン号」上・下

ランサム・サーガと呼ばれる無人島シリーズものの第1巻。

最近、重版がかかって全巻が読めるようになった(たしか今年の夏くらいだったはず)ので、とりあえず自分も1巻から読み始めてみることにしました。

岩波少年文庫から出ている児童文学なので読みやすそうです。対象年齢は小学5・6年生以上と表記されています。

わりと王道的で、ベタな感じの無人島児童文学なのかなと予想しています。なぜこの作品が生き残っているのか理由が気になるところです。

カンペ「新ロビンソン物語」

「ロビンソン・クルーソー」を子供に語り聞かせる形式で表現しなおした児童文学。

ルソー「エーミール」の影響を受けて書かれた作品。「エーミール」でもロビンソンへの言及があるみたいです。自分は読んだことがないので詳しくはわかりません。

若干、戯曲っぽい感じの書かれ方をしていて、父親が子供たちにロビンソン・クルーソーの話をしてあげる話です。

半分くらい読んだ感想としては、割と読みやすいです。第1夜、第2夜みたいな感じで章が細かく分かれているのが良いです。

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