HSPやINFJは「落ち込む季節」など「自身の浮き沈みのサイクル」を把握することで対策を立てられる【自分の甘やかし方】

秋から冬に移り変わる季節が苦手だ。

高校時代に友達がおらず、毎週ひとりで競馬場に足を運んでいたことがあった。

先日、マイルCSというG1レースが開催されていたが、ちょうどこの頃の季節になると憂鬱な気分に苦しんでいた記憶がある。

そのときは「メンタルの状態が良くなかったからかも？」と思っていたが、どうやら僕の中には秋から冬に一度ずーんと落ちこむサイクルがあるようだ。

寒さが落ち着いてくると、またゆっくり気分が回復していき平常運転となる。

この一連の流れがわかってから、ずいぶん気楽になった。

苦手なシーズンは人によって異なる。

春が苦手という人もいれば、夏が苦手なので酷暑続きが辛いという人も。きっと人の数だけ季節の得手不得手があるのだろう。

落ちこみやすいシーズンは、徹底して自分を甘やかすのがおすすめだ。

湯舟に長く浸かる、好きな食べ物をできるだけ食べる、体が温まるドリンクを飲む、毎週、映画を観に行く、大好きな小説を読みふけるなど心身に良い影響を与える行為を増やす。

HSPやINFJで「自分に厳しくするのは得意だが、優しく緩める方法がわからない」という人がいるかもしれない。

あなたの心が少しでも安らぎ、ほっとできることを暮らしに取り入れよう。

最近でこそ秋が短くなりつつあるが、日本は四季のある国なので我々の祖先もそのサイクルに合わせてずっと生きてきた。

落ちこみがちなときは、気分に抗わず自分を甘やかす。

ただそれでいい。

そうしているうちに、またあなたの心は前を向くようになるのだろう。

そのときは必ず来るのだから、焦らなくていい。

心がしんどいときほど自分に優しく。

ゆっくり、ゆっくりでいいから大丈夫。