HSPやINFJと利他心「この人にために頑張る!」というモードになった途端、力を発揮できるタイプについて
さかのぼること20年ほど前。20代の頃の僕は、度々落ち込んでいた。
「周囲は頑張っているのに、なんでこんなに自分は頑張れないんだろう…」とため息をつき続ける日々。
その頃の僕は「もっと自分を向上させないと!」と躍起になっていたのだ。
机の前に自分を鼓舞する手書きの紙を貼ったこともあったし、とにかく「変わらねば」と焦りまくっていた。
ある日を境に、僕は自分トリセツが理解できるようになる。
自分ひとりではなく、誰かと一緒にプロジェクトを行うことを覚えたのだ。
「みんな頑張っているから貢献しよう」「この人を喜ばせたい」という気持ちで仕事に取り組んだ途端、これまでできなかったことが、どんどんできるようになっていった。
INFJは、自己犠牲をいとわない人が多い。
過度な自己犠牲は身を滅ぼしかねないが、強い利他心を持っている人が少なくないのだ。
社会的に孤立していた20代の頃の僕は、エネルギーを循環させる方法を知らなかった。
自身の利他心に気づき、それをエネルギーに変える術を覚えたHSPやINFJは生き方そのものが変わる。
大事な人への貢献は、あなたの内側にある潤沢なエネルギーを外側へ出すきっかけになるかもしれない。
そしてあとから振り返ると「私って、こんなことができる人だったんだ」と驚きや発見が必ずあるだろう。
今、生き方を模索し悩んでいるあなたは、ご自身のトリセツを知らないに過ぎない。
「どうすればエネルギーを発揮できるか?」さえ覚えたら、もう怖いものはなくなるはずである。