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不器用なHSPやINFJほど「習得できるまで、とことんやる精神」で揺るぎない自信を獲得できる理由

ある人の文章を見て「なんという美文を書くのだろう」「これは勝てそうにない」と嫉妬したことがある。

しかしその人は、執筆の世界を離れ今、別の仕事についた。

よく「あの人はセンスが抜群だから」「あの人のポテンシャルはすごい」という話を耳にするが、意外とこういう才能あふれるように映る人が、その分野で大成しなかったりすることがある。

器用な人は、飽きるのも早いらしい。すぐに何でもできてしまうので、壁にぶつかるのも早い。
その分野が大好きだったり、本気で極めようという思いがあれば別だが、壁にぶつかった途端「上達している感覚が味わえない。それが嫌だから、別のことをしよう」と他へ移ることも少なくない。

才能の定義はいろいろあるが、ひとつは「とことん、やり続けられる力」だろう。「しつこさ」と言い換えてもいい。

最初は亀の歩だった人が、自分の頭で考えながら、失敗を重ねながらやり続ける。
周囲は「まだあんなこと続けてるのか」と眉をひそめることだってあるかもしれない。
しかしどんなことでもコツコツやり続けて、比類なき領域に達する人もいる。

僕のnoteを読んでくださっている人で、ご自身の不器用さに苦しんでいる人がいるかもしれない。

断言できるが、不器用なことは少しも悪いことではない。

人より上手くいかない経験がたくさんある人ほど、やがてそれが財産となる。

人よりたくさん失敗してきた人ほど、実はたくさんのことを学んでいる。

重要なのは、下手でもいいのでやり続けること。

創意工夫を重ねながら「ああでもない、こうでもない」と頭を捻り、何とか前に進み続ける。

紙に書き出し、自身の課題を浮き彫りにし、ひとつひとつ潰していく。

これをひたすら繰り返しているうちに、あなたの習熟度はどんどん上がるはずだ。

今の自分のレベルを知るために、周囲と比べることもあるだろう。

誰かと比較して落ち込む必要はない。

比べるべきは、過去のあなた。

あなたが本物になれたとき、自身の過去を振り返る日が来る。

「よくあんな場所から、ここまで積み重ねることができた」と、しみじみ実感できるだろう。

積み重ねた噓偽りない実感こそが、あなたの自信となるのだ。

不器用さに苦しみながら積み重ね結果を残せる人は、いずれも謙虚な精神を持っている。


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