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音への過敏さで苦しむあなたに向けて「聴覚過敏と音嫌悪症(ミソフォニア)」

長らく音に苦しんできた。

HSP気質の人で聴覚過敏の方は少なくないだろう。

最近「音嫌悪症(ミソフォニア)」という言葉について知った。

少し長くなるが、わかりやすい説明をしてくださっているサイトがあったので引用させていただこう。

「聴覚過敏」の方は、聞こえてくる「すべての音」を取捨選択することなくすべて拾ってしまうため、周囲の音が聞こえすぎて一つ一つの音を聞き分けることができず、どんな種類の音でも「大きな音や鋭い音」に動揺してしまう症状です。

「ミソフォニア」の場合は、「特定の音」に対して異常な怒りや不安な感情を持つもので、「音の大小」に関係ありません。この怒りや不安は、聴覚過敏と比較しても尋常ではない大きさなのです。騒音などで怒りの感情が湧いてくるのはごく普通の感情であり、あたりまえのことのように思われますが、異常な程度でこれが湧き起こってくるのです。

ミソフォニアの人が反応しやすい音の特徴としては、「人体から発せられる音」と「環境から生じる音」が多いことです。「人体から発せられる音」では、セキ払いのゴホンという音や、足音のパタパタという音や、ナイフとフォークのガチャガチャという音などになります。「環境から生じる音」とは、パソコンのタイピングのパタパタいう音や人の会話によるぺちゃくちゃという音などリピートされる音のことであり、ミソフォニアの人はこのリピート音に対して怒りや嫌悪を覚えるのです。

ミソフォニア(音嫌悪症)と聴覚過敏の違い「障害者グループホーム専門 ファミリー」


僕の場合、特定の疾患というより、仕事が立て込んで休みのない状態が続いて交感神経が高まった状態が続くと、ある音を痛みのように感じることがある。

とりわけ水滴のピチャッという音が苦手だ。

これは体調関係なく嫌なのだが、距離感関係なく大声で怒鳴るように話す男性は総じて苦手。

音への過敏性は、何も悪いことばかりではない。

例えば蛇口が閉まっておらず、水が漏れていると10メートル先でも鼓膜が音をキャッチしてわかったり、家の外に郵便が来るといち早く察知して印鑑の準備をあらかじめできたりもする。

睡眠不足が続きコンディションが悪いと、あらゆる音が気になりだす。反対に栄養をしっかりとれていて、ゆったりとした気分で過ごせているときは、それほど音に反応しなくなる。

過敏な人たちにとって、音への痛みや刺激の大小は自身の健康状態を把握するバロメーターかもしれない。

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