見出し画像

HSPやINFJは「わかり合えない人とは、わかり合わなくていい」と、きっぱり割り切ることも大切

素直で優しい人ほど、幼少期、大人から言われたことを深く信じこんでいるところがある。

具体例を挙げると
「みんなと仲良くすべき」「どんな人でも長所があるから、そこを見つける努力をする」「人を嫌ってはいけない」
などだろうか。

いずれも一理あるのだが、一理あるというのがまた事態をややこしくさせる。

何の理もなければ、最初から信じ込まない。「確かにそうだ」と思うところがあるから、成人後もずっとその考えが根付いている。

ただし本来のあなたの性格と、大人に植え付けられた価値観が合致していないこともある。

僕の場合、好き嫌いが激しく、合う人とは何十年も深く付き合えるが、合わない人と一緒にいるとひたすら消耗する。

中年に差し掛かった頃「わかりあえない人はいるし、そういう人へ無理にすり寄るとこちらが潰れる」と理解した。

それ以降は、人間関係を極力シンプルなものにしている。

結論を述べると、無理に関係を継続させようとしても立ち行かなくなる関係というのは、遅かれ早かれ破綻するようにできている。

「自分と相性の良い人との関係を大切にしよう」と思えれば、コミュニケーション方法そのものが変わる。

苦手な人にこちらからすり寄って、自分自身をすり減らす頻度も減る。

心優しいあなただからこそ「わかりあえない人とは、わかりあわない」とシビアな割り切りをすることも時には大事だ。

人生の時間は、あっという間に過ぎる。

相性が悪い人との関係で悩み、頭の中がぐるぐるするよりも好きな人に囲まれて日々楽しく暮らせた方がいい。

もし今、あなたが人間関係に悩んでいるのなら「誰との関係を残して、誰との関係を薄くするのか?」を具体的に考えることが、人生の充実度を上げる手立てになるかもしれない。

いいなと思ったら応援しよう!