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HSPやINFJは「自分の歪みと偏り」に気づき客観性を手に入れることで、心の負担を軽減できる

人は全員、どこか歪んでいるし偏っている。

その歪みや偏りを把握しているかどうかが、主観、客観の分かれ道だ。

僕はよく、人と会ったあと「あれは余計な一言だった。きっと怒らせたいにちがいない」と思い悩むことが多かった。

これは自己肯定感が低い状態のときに、陥りがちだった気がする。

しかし客観的な事実は、特に相手は何も気に留めておらず「あのときの一言、ごめんね」と謝っても「何のこと⁉」とポカンとしている。

自動思考や考え方の癖で、客観的には何も起きていないことを「何か起きた」と勘違いする人は僕を含めて少なくない。

こういったことが積み重なると、どんどん心理的な負荷がかかっていく。

だからこそ、自分にどのような「考え方の歪み」があることを掴むことは重要だ。

おすすめなのが日記。

その日感じたことや、杞憂と思われることでもしっかり記録しておく。そして数日が経過したあと、自分の心配が現実化しているかを確認する。

たいてい取り越し苦労で終わっているので、「自分の不安は現実に起こらない」と認識できるようになる。

心の癖は、簡単に改善できないかもしれない。

ただしそれを外側から見つめ「あっ、またあのパターンだ」と認識することは、誰でもできるはずだ。

メタ認知的に、自分の心の動きを客観的に捉えられるようになると、自身で不安を減らせる。

恐怖や不安の多くは、その人が勝手に作り出し膨らませていることが多い。

もしあなたが自分の思考の癖に悩まされているのなら、「どのような歪みを持っているか?」その形を把握することで、あなたの心を楽にできるだろう。


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