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HSPやINFJに「復讐するように〇〇する」が、まったくもって似合わない理由

人生で一番つらかった頃、憎悪が根源の闇のエネルギーで自分を奮い立たせていた時期があった。

この頃は、自己受容できていなったこともあり、ふいになにもかもが嫌になったりと、極端な考えに走ることも少なくなかった。

復讐心をバネにして頑張る人がいる。

それ自体は僕も経験があるし否定はしない。一時的なステップアップにつながることもある。

ただし「復讐するように〇〇する」という姿勢が常態化した人生は辛いかもしれない。

内側で絶えず闇が渦巻いている状態だと、人への感謝も生まれづらい。切迫感に苦しむため「自分という存在が他者によって支えられている」という事実に気づけるゆとりもない。

突然、大金を稼ぎ出せるようになった人がよく口にする台詞がある。

「俺はお前らの年収を月収で上回っている(どうだ? えらいだろ⁉)」だ。

こういった旨の発言を耳にするたびに、劣等感をバネに復讐的に日々を暮らしているんだろうなと感じる。

何かを手に入れられたとき、ステップアップしたとき、お世話になった人への感謝を示す人もいれば「この武器で自分を見下した人を叩きのめせる」と考える人もいる。

突然、異性にモテるようになり、復讐のように女遊びに明け暮れる人間もいる。

彼らが内心、頻繁に口にしているのは「今に見てろ」「俺が一番になってやる」「俺を見下したやつを見下す側に回るぞ」なのだ。

興味深いことに、こういった発言をしていた人間ほど、ある日を境に、奈落の底へ落ちるようなアップダウンの激しい人生を歩みやすい。

若くして亡くなったり、逮捕される人も多い。

恐らくお金を稼ぐ動機が、ずっと他人軸なのだろう。もっといえば生きる動機が「誰かから認められるため」になっているのかもしれない。

「自分が何をしたいか?」を理解した人は、自分に必要な分だけのお金を稼ぐ。

こういう人ほどお金の重要性をわかっているし「自分がお金のためだけに生きているわけじゃない」ということもまた理解している。

HSPやINFJには「復讐するようにお金を稼ぐ」が似合わない。

「誰かを見返す」という姿勢自体、他人軸を含む。

自分軸で生きている人ほど、自分や自分が大事にしている人を幸せにするためにお金を稼いでいる。

HSPやINFJは、他者貢献が含まれる優しい働き方が似合いそうに思うのだが。

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