川野泰周「半分、減らす。」を読んで何が減らせるかを考えてみた
ワーカホリック時代と比べて、消費活動が減った。
あの頃は、ストレス解消によくネットショッピングをしていたのだが、商品が届くとそれほど嬉しくなくネットサーフィンをしながら商品選びをしているプロセスが最も楽しかった。
それだけストレスフルだったのだろう。
2024年は「いかにシンプルに生きられるか?」をよく考えている。
医師で禅僧でもある川野泰周さんの『半分、減らす。―――「1/2の心がけ」で、人生はもっと良くなる』は、今の自分にぴったりの本だった。
40代になってから体のケアを意識するようになったのだが、医療関係者が口をそろえていうのは「現代人の食べ過ぎ問題」だ。
3食食べるようになったのも近代になってからで、我々の体はそもそもそれほど多くの食べ物を必要としていない。
食べると消化にエネルギーが費やされ、血糖値が上昇する。
どうも現代人は、ストレス解消のため依存症的に何かをむさぼり食らうような行為が習慣化している気がしてならない。
本書の中で「なるほど!」と思ったのが第4章の「情報を半分、減らす」の項目だ。
超情報化社会で暮らし続けると、情報の渦に飲まれてしまう。情報処理に追われているうちに一日が終わるというのも珍しくないだろう。
スマホを見ると否が応でも摂取する情報が増える。それならスマホを見る時間自体を減らせばいい。
一日のスマホの使用時間を、1時間~2時間ほどにしてから仕事がはかどり集中力が増した。
スマホは完全にデジタルドラッグだと思う。
「半分、減らす。」は、かけがえのない時間や人生を満喫するためには、いろいろ減らせるものがあると気づかせてくれた一冊だ。