HSPやINFJが「どんな失敗も挽回できる」と知ることでパニックに陥りづらくなる理由
僕は昔から緊張しやすく、すぐにあたふたするタイプだった。
プレッシャーがかかる状況になると、頭が真っ白になり何をしたらいいかわからなくなることも少なくなかった。
それがここ数年、かなりましになっている。
その理由を自己分析してみると「どんな失敗をしても挽回できる」と理解できたことが大きい。
よく「三つ子の魂百まで」と言われ、人の性質は変わらないとされる。
しかし後天的に変えられるものがある。それは解釈や考え方だ。
僕の場合「失敗すると、とんでもないことが起きる」という固定観念を「失敗してもあとで挽回できるから、特に問題ない」というものに変化させたことで、パニックになりづらくなった。
思えば学校やバイト先、会社で繰り返し「失敗したら終わりだ」「君は取返しのつかないことをした」みたいに言われることが多かった。
これらはいずれも全て発言者の固定観念の反映である。それを真に受けた僕が信じたことで苦しい状況が続いていたと、今になればわかる。
素直だと、相手の歪んだ解釈をそのまま受け取り信じることが多い。素直な人は、歪んでいない前向きな解釈を伝えてくれる人が周囲にいれば、それだけで生きやすくなる。
僕は失敗よりも「どうすれば今より上手くいくか?」を一緒に考えてくれる人間に恵まれたことで、自責的で自分を苦しめる固定観念を捨てることができた。
もしあなたの周囲にあなたのミスを声高に指摘してマウントをとる人が多いなら、環境を変えた方がいいだろう。
すぐに環境を変えることが困難なら、そういった人々の発言には表向きだけ合わせるだけにしておいて、彼ら彼女らの言葉を真に受けないことだ。
人は環境の影響を大きく受ける。環境の正体は人間である。
大切なあなたを攻め立てる人からは、今すぐ物理的、あるいは心理的に距離をとろう。
そしてあなたの存在そのものを肯定してくれる人たちと、積極的にコミュニケーションをとっていただきたい。
環境を整え心理的な壁を築き越境されないようにするだけで、あなたの暮らしは笑顔あふれるものになるだろう。