年々、苦手になってることは「本来のあなたに戻る」を教えてくれるサインかも?
これまで若さや勢いで乗り切れていることがあった。
それが年齢を重ねるにつれて、しんどく感じるようになっている。
最初はネガティブに捉えていたが、解釈が変わった。
これまで無理してやってきた適性のないことが可視化されてきたように感じている。
10代の頃バイトで接客業を複数やっていたのだが、無理やりテンションを上げて、たくさんの同僚の中に溶け込もうと懸命な努力を続けていた。
バイトが終わるといつもヘトヘトになり「なんて自分は体力がないんだろう」と毎回、落ち込んだ。
しかし、これは向いていないことを強引にやっていた疲れだったのだろう。
多人数といるだけで疲弊することに、この頃の僕は気づいていなかったのだ。
内向型には内向型の生き方がある。
僕はいつしか集団環境から距離を置き、自分ひとりで集中できる状況を作るようになった。
仕事のパフォーマンスは上がり、前のように極度の疲弊を覚える回数も減った。
自己理解とは、あなたにとって何が心地よく、何がしんどいかを言語化することだ。
環境によっては苦手なことでも、やらなければいけないこともある。
しかし可能であれば、あなたの意志で環境を選び「どんな人生がフィットするのか?」を追求していただきたい。
人生は十人十色。
必ずあなたに合うライフスタイルがあるはずだ。
それは誰かと比較して見つけるものでなく、あなた自身が色々試して理解を深めるものだろう。
苦手は必ずしも忌避するだけのものではなく、あなたにとって大切なことを教えてくれているかもしれない。
あなたにとって「本当にやりたくないこと」を知る体験も、人生には必要なのである。