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陰口よりも陰で褒める「陽口(ひなたぐち)」がおすすめな理由
人間は陰口で快楽を得るようにできている。
陰口を言ったときに、快楽物質のドーパミンが分泌されるのだ。そのため陰口中毒に陥る人も少なくない。
しかし陰口を言ったところで、一時的にすっきりするだけで根本解決にはならない。
陰口ばかりの人と付き合いたいと望む人間はいないだろう。
最近、陽口という言葉を知った。
陽口は陰口の対義語。
本人を直接褒めるのではなく、誰かに「彼女は、ああいうところがいいよね」と陰で褒めるのが陽口だ。
陽口は直接、褒められるより何倍も嬉しい。
心理学的な視点でいえば、これはウィンザー効果に該当する。
「利害関係のない第三者による評価は、より信頼性が高くなる」のがウィンザー効果だ。
周囲でコミュニケーションが上手な人ほど、陽口を上手く使っている印象がある。
陰口の習慣がある人は信頼されないし、陽口の習慣がある人ほど信頼されるのは間違いないだろう。