《人間の周波数論》悪人は悪人を呼び、善人は善人を呼び、HSPはHSPを呼ぶ
小規模だが、ある組織の運営に数年間携わらせてもらったことがあった。
そこは一年間に数人新しい人が加わることのある環境だった。面白いことに、入る方は例外なく優しい人ばかり。
「類は共を呼ぶ」は、よくある現象だと思う。
人の出す波長、周波数のようなものは確実に存在する。
無意識レベルだろうが、人や集団が出す波長を肌でキャッチし「この人とは上手くやっていけそう」「この環境では上手くやれそう」などと感じることは誰しもあるだろう。
反対に「これは全然合わない」というのも、もちろんある。
HSP気質ゆえかもしれないが、僕は第一印象の直感を信じる方だ。
引っ越し先も、その場所へ最初に出向いたときの肌感覚で決める。
そしてこの直感によるジャッジは、年々正確さが上がってきている。
経験とともに人や場所へのデータが蓄積されていくのかもしれない。
良い悪いではないのだが「うわっ、この癖の強さはちょっとな…」と感じる人間がいる。
恐らく向こうも僕に対して同じように「合わないな~」と感じているはずだ。
癖や我の強い人を観察していると、たいてい同じようなキャラが周囲にいる。
「よく、そんなきつい言葉を使うなあ」と感じる人は、言葉がきつい人同士で仲良くなる。
僕からするとステゴロで殴り合っているようにも映るが、当人たちは痛みすら感じていないのかも?
HSP気質同士だと会話が丁寧で、平穏になりやすい。
一緒にいて心地良いというのは、それ自体何かのレベルが合っている証拠だ。
夫婦も一緒に過ごす時間が長くなると雰囲気が似るという。もしくは雰囲気が似ているからこそ、トラブルなく平穏な時間をともに過ごせるのかもしれない。
この周波数論は、恐らくnoterさんにも当てはまる。
つながらせていただいているnoterの方で、AさんとBさんは面識がないのだが「本当によく似ている」と感じることがあった。
繊細な言葉遣いや趣味、コミュニケーションの取り方などがそっくりと感じることも。
もちろんパーソナリティは各々異なるので、全員に当てはまる事例ではないが。
人間の相性、フィットする相手というのを分析するとかなり面白い。
きっとみんな何かを無意識に感じて、取捨選択をしているにちがいない。