HSPやINFJが「ほんのちょっとの積み重ね」の継続で豊かさを手にできる理由
人生を変える上で大切なのは、大それたことではなく、ほんのちょっとの積み重ねである。
派手なこと、目に見えてわかる大きなことは注目を集めやすい。
しかし、どんなすごいことであっても、よく見れば小さなこと細かいことの積み重ねでできている。
ここを勘違いすると、些事を軽視しがちになる。地道な積み重ねをしている人を、下に見る人もいる。
丁寧に生きるということは、小さなことに気づけるようになることだ。
「いつかみんなが驚くような場外ホームランを打ってやる」とバットをぶん回している人ほど、バットにボールを当てられない。
そういう人ほど、実は何も見えていない。理想の自分を夢想してばかりいて、小さいことに目を向けず改善を怠る人は、おしなべて現実直視が苦手である。
小さなことに目が向かず、大きく目立つことだけに注目する生き方は危険だ。
そういう人ほど、自分が大きなことをして注目を集めたいゆえ、賞賛されることが目的の派手な行動にばかり重きを置くようになる。
これはもう無意識レベルだ。
「小さなことにこそ価値がある」そこに気づけたあなたは、やがて人生を大きく変えられる。
すぐに結果は出ないかもしれない。しかし地味な行為を地道に重ねられる人は、やがて豊かさを手に入れられる。
快楽に溺れず自分と向き合い、コツコツ積み重ねてきた人を見ている人がいる。その価値に気づける人は、同じく積み重ねてきた人である。
そして自分がどれだけ積み重ねてきたか、最もよく知っているのは他らなぬあならなのだ。
不器用でもいい。時間がかかってもいい。
昨日よりほんのちょっと工夫したり、ほんのちょっと多くやってみたり、ほんのちょっと長くやってみたり、ほんのちょっと枠の外に出てみる。さまざまなほんのちょっとの集積で、あなたはもっと豊かになれる。
ほんのちょっとの価値を知悉している人には、安定感がある。そこを理解できたあなたは揺るぎない、しなやかなあなただけの軸を手に入れられるだろう。