HSPやINFJは「主観的評価、内的評価」を重視することで、ゆっくり自信を獲得できる
自分軸で生きるか、他人軸で生きるかそれが問題だ。
いきなり「ハムレット」みたいな入り方をしてしまったが、過度に他者評価を意識して生きる人がいる。
「他者からの賞賛されない自分など無価値である」と感じる人は「どうすれば他者の耳目を集め、ほめてもらえるか?」を考えがちだ。
その結果、承認欲求の奴隷になるのだが、こういった行動は依存症や嗜癖の一環と捉えられるかもしれない。
他者からの評価は、客観的に自分を知るための手立てとなる。上手く活用すれば、自己理解の促進につながるは間違いない。
しかし他者から評価されることが目的になるのは、本末転倒だろう。他人軸で生きる人ほど、どっぷり何かへ依存し続ける辛い人生を歩みがちだ。
さて自分自身で自分を適切に評価することを内的評価、主観的評価と呼ぶ。
これらは他者がいなくても、自分ひとりで行える評価である。
一日を振り返り「今日頑張れたこと」を見つけるのも、立派な内的評価だ。
「自分の好きなところを楽しく探す」という習慣がつけば、自己肯定感はやがて高まっていくだろう。
「私は私の満足する人生を生きる」と自分に宣言し、それを日々、実行すればあなたの人生は豊かなものになる。
他者からの賞賛には麻薬的な快楽がある。
一方、自分で自分をしっかり認める行為は、「自信の貯金」を溜めていくような着実性がある。
最初はそんなに溜まっていなくても、気づけば「うわっ、こんなにたくさん⁉」と驚くことだってあるだろう。
「自信の貯金」は、内的評価の習慣化によって誰でもできる。
内側に蓄積できた自己評価は、あなたのかけがえのない内的財産になるはずだ。