【ヴォーゲル水晶】Dr. Vogel の講演動画①-自己セラピー
動画「Dr Marcel Vogel - Using crystal on self」後半
後半の内容がシンプルで真似しやすいので、そちらから取り上げます。
Vogel氏と写真、動画の引用について
冒頭(サムネイル)画像はWikipediaのマルセル・ヴォーゲル氏のページから拝借しています。
マルセル・ジョセフ・ヴォーゲル(Marcel Joseph Vogel、1917 - 1991)
ヴォーゲル氏は米国 IBM 社、サンノゼ研究所で研究開発者として27年間勤務し、数十もの特許を取得した物理化学者です。発光、液晶、ハードディスクの磁気コーティングなどの分野で活躍しました。
ご本人が登壇する貴重な古い動画がいくつか残されていて、Youtubeで観ることができます。
1980年頃に段階的に水晶のヒーリングと出会い、自前の研究室で測定器や工具を揃えて水晶に様々な加工を施すようになったそうです。
天然水晶を、棒状でそれぞれの端を60°と51°に尖らせた独特の形(ヴォーゲルカット)に加工すると、強いヒーリング効果があることを突き止めました。
「科学者がいわゆるオカルトにのめりこんだ」ということにご本人も悩み、妻や同僚達も非常に反対したが、最終的には人々を癒すためにヴォーゲルカットクリスタルを広め、ヒーリングの仕方を教えることを決意したと述べています。
なるべく多くの人に広めるため、この加工法の特許を取得しなかったとも述べていました。
ヴォーゲル氏は、写真や動画ではがっしりした体格の男性に見えますが、子どもの頃から非常に身体が弱かった(喘息?)と見られる言及があり、どこか人懐こく、優しすぎる雰囲気も感じます。
敬虔なクリスチャンだったようです。
貴重な彼の講演動画は以下の動画集にまとめられていました。
水晶を使った施術について
ヴォーゲルカットクリスタルの使い方は、開発したヴォーゲル氏が教えた方法以外にも色々あるようです。
水晶を使いながら自分に合ったやり方を探したり、試したりすればよいと思います。
水晶というか、石英は地球上にも身の周りにも大量にあるものですし(特に砂の主成分は石英が多いそう)、飲んだり塗ったりするわけでもないので、有害になることはないと考えられます。
強いて挙げるなら、水晶は落としたりぶつけたりすると割れるということと、
ヴォーゲルカットは両端がとんがっているのでお子さんやペットにご注意ください。
基本的な使い方-動画後半、左手のひらに向けてグルグル・上下
長くなってしまいました。それでは自分に施術する方法を早速紹介します。
こちらの動画の後半部分がシンプルです。先に後半からご覧になると分かりやすいと思います。
(前半は青い服ですが、6:02 くらいから後半の別の講演に切り替わり、ヴォーゲル氏の服装がピンクのポロシャツになります)
右手で水晶を持ち、鋭い方の端を左手のひらに向けます。(左利きの方は逆でもOK)
水晶の持ち方です。右手の人差し指は鋭い端の斜面(ファセット)にあてがいます。
端をおおうのではなく、頂点に向かう斜面に沿えるようにと言っています。鉛筆で言えば、削られた木材のコーン型のところです。
他の指で水晶の胴体部分を持ちます。
左手のひらを上下左右に動かし、なんとなく水晶の先が向けられている感覚があるかどうか感じてみます。
左手のひらは一旦止め、今度は水晶を持った右手を上下に軽く振り、あるいはグルグル回し、左手のひらに感覚を感じるまでゆっくり動かしてみます。
かすかな冷風みたいな感覚があればここからヒーリングを開始します。
一度深く息を吸い、鼻から鋭く吐きながら、水晶をサッと振り払います(6:12 頃)
もう一度水晶を上記のように持ち、反対側の手のひらに向けます。
(ここで「水晶は天然でも合成でも良いよ…ごめん、天然水晶だった。」一同、笑)
どちらかの手を動かし、電磁場の動く感覚のある場所を探します。
ここで水晶を上下に動かします。
ゆっくり息を吸ったり吐いたりすると、そのときに手のひらの感覚が変わるでしょう。
次に水晶をグルグル回転させます(時計回り)。
手のひらを離したり近づけたりします。動画では、離したほうが電荷がグルグル動いているのが分かり、近づけると分からなくなると言っています。
この後、自分の症状に対するヒーリングに入ります。
動画では20㎝くらい離して水晶を上下に動かしています。
眼を閉じて深く息を吸い、鋭く鼻から吐きます。
治したい患部、治すべきことをイメージ(心で視覚化)し、水晶をグルグル回転させます。
グルグル回転を加速させながら息を深く吸っていきます。
水晶をパッと下に振り払いながら、鼻から鋭く息を吐きます。
(水晶の斜面に人差し指をしっかり付けておくと、パッと振り払ったときに落とさずに済みます)
この自分に対するヒーリングが、他人に施術する前準備(プリアンブル)であると締めくくって、この動画は終了しています。
この方法は3回位続けて行っている動画もあり、何度やっても良いようですし、例えば腰痛に施術した後、肩こりや肌荒れについて行うとか、他の症状に対して続けて施術しても良いようです。
私は早速乾燥肌のかゆみに対して3回やってみました。かゆみはすぐに引き、その次に施術してみた背中の凝りもおさまりました。
ただ、いつまで効くのかは不明です。
これで毎日こつこつと電磁波ケアやトラウマケアをしていったら、1ヶ月、3ヶ月経てばかなりの心境の変化が期待できそうです。
「治してくれるのは水晶ではなくてあなたのまごころですよ」
別の動画の終わりだったと思いますが、ヴォーゲル氏は
「水晶が「薬」になるわけではない、ただの道具だ」
という内容を述べています。
「水晶ではなくてあなたのまごころがヒーリングをおこなうのです」
動画は your love と言っていますが、あえて「愛」ではなくて「まごころ」と訳してみました。
ヴォーゲルカット水晶は、人間の意図(が含まれた吐息の電磁的な情報)を感知し、水晶のとがった側の先端が向いた手のひらや胸から「○○を治したい」という情報を強く流し込んでいる、と私は解釈しました。
水晶の先端の角度は水の構造(分子同士の角度)に合わせており、水晶から体内の水分に向けて情報を流し込むことで患者のコンディションを変えるように設計されています。
オカルトといえばオカルトそのものですよね。これまでのIBM研究者としての実績や多くの批判に耐えながらよくぞ公表されたものと驚いてしまいます。
ヴォーゲル氏は、最愛の妻が取り乱してこの水晶ヒーリングの研究に反対し、自分も何年も悩み続けたと述べています。
公開に踏み切ったのはヒーリングの効果の強さを確信したからではないでしょうか。
動画前半は水晶の浄化方法も
なお、この動画の前半はクリスタルの持ち方や浄化方法についても説明しています。
水晶を持った人が、鼻で鋭くスパイクのように息を吐いてクリアにする方法を紹介しています。ヴォーゲル氏は呼吸と電荷について研究しており、この鋭い息を吹きかけると電気的に偏りを無くしてヒーリングに合った状態にできるという考えのようです。
長くなったので、動画前半の紹介は次の記事にします。
動画には著作権があるので、私もnoteで内容を紹介しすぎではないかと迷うところです。ヴォーゲル氏の「特許を取らず、なるべく多くの人に伝えたい」という姿勢に感銘を受け、紹介しています。