【読みたいことを、書けばいい。】を読んで、書いてみる。読みたいことかどうか、それはまた別の問題だ。
「読みたいことを、書けばいい」 田中泰延著
を読んでみた。
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「読みたいこと、書けばいい。」って言うけど、なにが書きたいのか、わからないから読んだのに、文章術ではないのだよ。
むーん。
文字数が多いことが特徴の作家さんなのだが、本書は文字数少ないのだよ。ふーん。
いっぱい調べるけど、ほとんど捨てて残りの少し感想を言うといいですよ、ってことですが…
お出汁を取る感じ?
それじゃあさ。
いっぱい調べてから行く旅行は好き?
旅行に行くときに、しっかり下調べする派? しない派?
わたしは、あんまりしない派です。サクッと調べてあとは、現地での偶然の出逢いに想いを馳せるタイプです。きゃ。
旅行の添乗員さんは、しっかり調べるよね。
この店は何がオススメで、今の時期ならこれだね、とかいろいろと。
そんでもって、話があっちこっち行くのが、いけないことだと思ってた。けれども、あっちこっち行っていいんだ。
今日やってる?って、飲み屋の暖簾をひょいっと上げて、軽く飲んではしご酒する感覚で、文章も書いていいんだ^ ^
HSPさん(繊細な人)は、周りの感覚に敏感だから、意識がすぐ刺激を受けた先に行ってしまうのが特徴。
自分の言いたいことは芯に持っていて、あとはあっちこっち飲み歩いてもいいんだ。飲み歩くじゃなくって、書き歩く。書き歩くって何だ?
散歩みたいな書き方。あっ あそこに花咲いてる、あっ ここにこんなお店があったんだとか、気の向くままにね。
野球をするなら、プロ野球選手にならなくちゃ。
絵を書くならゴッホか、それともピカソみたいにならなくちゃ。わたしはシャガールが好き。
文を書くなら、直木賞取らなくちゃ。
なにかを始めたからには、トップを目指さなくちゃと思っていたけど、平凡なわたしでも書いていいんだ。
もっとも、作者は文章を書くこと、コピーライターを仕事にしているから、クライアントの利益を上げるために、モチベーションやエネルギーが高いから、文章への意識の捉え方が違うけども。
自分を否定することが多いHSPさん。
上手い文章はプロの方にお任せして、HSPさんならではの気づき、視点を大切に自分を表現するための文章を書いていったらいいんだ。
『読みたいことを、書けばいい。』
と言うけれど、読みたいことはとはなんだろう?と考えすぎず、自分を表現する練習だと思って、日々感じたことを書いていこう!
そう思える本でした。
ん⁈
それで?
わたしはわたしを表現する方法として
思ったことを書けばいい。
と思ったよ( ´ ▽ ` )
それでよかばい!
今日もありがとう。