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天使が「集合~」とでも言っているような茜雲。心身の健やかさと「ありがとう」の記事を書く。
昨日の茜雲は、一段と明るかったです。
灯明
これは私がまだ体調が悪かったある年のこと。
ある山のお寺に、おまいりに行きました。そこには、延命地蔵尊が祀られているのです。
私が到着したとき、地蔵尊の前にはご高齢の女性と、そのご家族と思しき方々がいらっしゃいました。おばあ様の健康をお祈りするため、お子さんやお孫さんの皆で来られたように見えました。
しかし「お線香やロウソクはあるけど、火がない」と少し困っておられました。
私は1人で来ていたので動きやすく、「マッチかライターを借りてきますね」と声を掛け、売店へ小走りしました。
本堂などにはチャッカマンのようなものが備え付けてあったので、何かしら火をつける道具があると思ったのです。
ですが近付いてみるとそこは売店ではなく別のお店で、備品も売り物のライターもありませんでした。
がっがりしていると、中年の店主がポケットからライターを取り出して「ぼくのでよければ、持って行きますか?」と言ってくださいました。私はそれを50円で購入させてもらい、地蔵尊のところへ急いで戻りました。
「ライターありました。お店の方が、これを使ってくださいと・・・(50円払ったけど、それは内緒)」
とお渡ししました。
そしたら、おばあ様もご家族も笑顔。
「ありがとうございます」
「おばあちゃん、よかったね」
「良かったわ。行ってくれてありがとうね」
皆が笑顔で頭を下げられます。私はそのご家族と温かな気持ちを共有しました。神仏に捧げるための火。あって良かった。
その夜、お守りが発光した
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木曜日のRITUEL(2018〜2020)
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