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生活習慣が乱れて救急車に運ばれるまでのヒストリー4
ダメだ。立ってられない。。。
誰か、お願い見つけて。
久々の両親との買い物中、悲劇が起きた。
うちの父は買い物が苦手だ。
否、ほとんどの昔の父ちゃん世代は女性の買い物についていかないと思う。
女性は寄り道が大好きだから。笑
目的を達成したら、すぐに帰りたい父と、
せっかく来たんだからゆっくりとあれもこれも見たい母と対立するのがお決まりだった。
それでも両親揃って買い物に出かけるのは、私としては心が躍る。
父が一緒に買い物についていくなんてまたとない機会だからね。
ただ、その日の私は万全ではなかった。
できれば、家から出たくなかった。
1ヶ月に一度やって来る、恐怖の血祭り。
生理だったからだ。
私の生理は、激動の部活時代を終えてから日に日に重くなっていった気がする。
どれくらい重いかと言うと、まず生理痛の薬の使用量を飲んでも効かない。
生理の1日目(最大級の痛みは初日にあり)に仕事があると、出勤ギリギリまで寝込んでいた。
出血が酷く、デニムから滲み出るほど真っ赤に染めたこともある。社員食堂でやってしまった時は、顔の方も真っ赤に染まった。
これほど重いのにできるだけ薬に頼りたくない自分もいて、
その日も限界まで薬を飲まず、変な自分のプライドのせいで、店内の通路で倒れてしまった。立つことが出来なくなっていた。
自分の周りに人が集まっているのは分かった。
騒いでいる声は聞こえているのに、痛みで答えることも目を開けることも出来なかった。
これが救急隊を呼ぶことになった初めての出来事だったが、
その後2回もお世話になってしまうのだった。。