【現役マネージャーが作る パワポ約500枚越え】 組織で成果を出したいマネージャーの羅針盤 〜遠くへ行きたければ、マネジメントを学べ〜


noteおよび講座作成の背景

「かっこいいマネージャー」を増やしたい。

そんな思いから、このnote、Udemyの制作が始まりました。

皆さんはマネージャーに対してどんなイメージを持たれていますか? 悲しいことに、最近では、マネージャーになりたくないとか、「管理職は罰ゲーム」という記事を目にすることもあるほど、マネージャーになることをネガティブに捉えることが増えてきました。

一方で、経営課題のTop5には必ず「ミドルマネージャーの課題」が入るほど、企業にとって管理職の活躍はなくてはならないものです。

優秀な経営者には、必ず右腕・左腕となる参謀がいます。

2026年の大河ドラマで取り上げられる「豊臣秀長」もまさに、兄である「豊臣秀吉」を支えた優秀な右腕として有名です。 また、スティーブ・ジョブズにとっての共同創業者であるスティーブ・ウォズニアックもそれに近しい存在ではないでしょうか。 現在でも多くの経営者の方に愛される帝王学の指南書となった『貞観政要』においても、唐の礎を築いた君主・李世民と四人の優れた側近のことが書かれています。

また、現代においては、専門性とマネジメントスキルを掛け合わせた右腕、左腕が主流になっています。 CEO以外のCxOは往々にして、専門性とマネジメントスキルを両方兼ね備えている方が多くいらっしゃいます。CTOであれば技術とマネジメント、CFOであれば財務とマネジメントの両面での役割を担っています。 また、昨今ではVPoE(Vice President of Engineer)など、その部門の中でチームマネジメントに軸足をおいた役職も出てきてきます。

このようにマネジメントに特化した役職も登場してきましたが、まだ一般に浸透したとはいえません。現状は9割以上の管理職がプレイングマネージャーであり、プレーヤーの傍らマネジメントも担うという方々がほとんどです。 また、マネジメントの教育はあまり受けられていないまま、手探りでマネジメントをしているというケースも少なくありません。

プレイングマネージャーは、あくまでプレイング兼マネージャーであり、要するに営業兼エンジニアのように全く異なる専門性を同時にやらされているようなものだと感じています。 皆さんも、営業やエンジニアリング等、新卒で入社後多くのことを多くのインプットし、業務を通じて実践する中で、専門的な営業力やエンジニア力を身につけていったことでしょう。 であれば、マネジメントについても同じように、新たにインプットを行い、学んでいく必要があるはずです。しかし、残念ながら、これらのプレイヤーとしてのスキルに比べ、マネジメントについて会社や上司から教わる機会は少ないのではないかと思っています。

私のマネジメントの経歴を少し紹介させてください。 私が初めてマネージャーになったのは、前職で新卒4年目の時です。 当時担っていたリードエンジニアを後輩に引き継ぐことで、マネージャーの業務に多くの時間を割き、日々試行錯誤を繰り返す中で、多くの経験を得ることができました。 また、6年目で部長になった際には、経営についてもっと知らなければならないと感じ、エンジニア業務の大半を減らし、MBAに通いながら日々経営に関する知識をインプット、アウトプットを繰り返すことで、なんとか必死に経営陣に食らいついていきました。 現在は、経営陣の補佐をしながら、Mission・Visionを執行に移すことに日々奮闘しています。

これらの経験を通して、私は経営とメンバーを繋げるミドルマネージャーという立場の重要性、そして難しさを実感してきました。

また、私はこれまで数百名以上の管理職の方とお話をさせていただきました。 管理職になって2~3年目の方は口を揃えて、どうやってマネジメントをしていけばよいのか、どんなスキルを身につけていけばよいのか、等多くの共通することに悩まれていることがわかりました。 また一方で、部長職以上の方とお話すると、「マネージャーに任せている」「マネージャーであれば自律して学んでくれると思っている」というお声が多く、マネージャーが悩んでいるにも関わらず、マネージャー自身に丸投げになっていることが多いと知り、正直愕然としました。

ミドルマネージャーは前述したように、未来の経営の右腕、左腕になるような存在だと私は考えています。 私も、表に立つ経営者の背中を守る存在でありたいという思いから、これらの側近、右腕として活躍した方々をロールモデルとして参考にし、自分がいかに経営者の参謀、右腕、左腕になれるか?を常日頃考え、行動をしている1人です。 同時にミドルマネージャーがやらなければいけないことは、多岐に渡ります。 多くのマネージャーの皆さんは、経営から、部下から、他部署から、顧客から、多方向から飛んでくる依頼や相談に対し、自らの経験や、限られた会社や上司からのインプット、さらには自ら学んだりして、日々奮闘されていらっしゃることと思います。

今回このようにnoteを公開し、Udemyでも公開することを決めたのは、日々プレイングマネージャーとしてのキャリアを歩み始めた皆様に向けて、私がこれまでの経験の中で役に立った知識やノウハウをシェアしたいと思ったからです。特に経営学の背景を持たない専門職からマネジメント・経営陣に参画されている方が日々の業務の中で少しでもお役立つ知識を提供したいと考えてコンテンツを制作いたしました。

このコンテンツはもともとコミュニティのメンバーというごく限られた人数の参考になればとまとめ始めたものでした。 今回この内容を一般公開するのには躊躇する部分もありましたが、一緒にコミュニティを運営してくれた皆さん、そしてコミュニティに参加いただいた皆さんにも背中を押していただき、なんとか最後までまとめ切りました。 初の試みなので、粗削りなところも多分に含まれますが、とにかく「楽しく」マネジメントを学べるように作りましたので、是非楽しんで行ってもらえたら嬉しいです。

そして、マネジメントって楽しいと感じる「かっこいいマネージャー」が増え、もっと多くの人にとって、マネージャーがキャリアの一つの選択肢としてより魅力的なものになれたらと思っています。

マネジメントの楽しさ、マネジメントの力を世の中に広げ、日本を、企業をもっと活気づけていきましょう!

未来マネジメント会議とは

“未来“マネジメント会議(通称「ミラマネ」)は、会社の枠を超えマネージャー同士が繋がり語り合う場所として2022年9月に設立しました。

共に学び続けるコミュニティとして「共有を通じて知識を広げ」「議論を通じて深め」「実践を通じて身につける」ことを目指しています。ミラマネにご関心をお持ち頂けた方は以下のnoteをご覧ください。

Udemy公開時の通知受取の登録受付中!

現在、今回公開したnoteの内容をもとに、Udemyの講座も作成中です。Udemyでは補足をしながら講座という形で学んでいただけます。

フォームのご記入いただいた方には公開のタイミングでご連絡をさせていただきます。また、本フォームにご登録いただいた方には割引クーポンを発行する想定ですので、ぜひお気軽にご登録ください。

本マネジメントプログラムの内容

組織で成果を出すためのマネージャーの為の羅針盤として、マネジメントの全体像を俯瞰的に把握できる構成で作成しています。皆さんのマネージャーとしての実践経験を振り返りながら、言語化と共に参考にしていただければと思います。

また、マネジメントは学び続けるものです。この資料をきっかけに、さらに興味のある領域について探求してください。この資料はUdemyの講義用に作成されましたので、Udemyのコースも合わせてご活用いただき、理解を深めていただけますと幸いです。

Section.0 マネージャーの歴史と変遷

  • マネジメントの歴史的背景を知ろう

  • 社会要請によるマネジメントの変遷を知ろう

  • 人事管理手法からみるマネジメントの変遷を知ろう

Section.1 マネージャーとリーダーの違い

  • 「役割」と「スキル・機能」の違いを知ろう

  • 「マネージャー」と「リーダー」の違いを知ろう

  • 「リーダーシップ」と「マネジメント」を知ろう

  • スタンスを取ろう!

  • 「管理職」と「マネージャー」の違いを知ろう

Section.2 マネージャーとは?

  • マネージャーの必要性を知ろう

  • マネージャーの定義とは?

  • 「人」を介することとは?

  • 「継続的に」とは?

  • 「成果に繋げる」とは?

Section.3 マネージャーとしての役割

  • 「経営」と「管理」の役割を知ろう

  • 結節点という大事な役割を知ろう

  • 「① 把握」を理解しよう

  • 「② 遂行」を理解しよう

  • 【コラム】赤ちゃんは泣く、上司は怒る

  • 「③ 収集」を理解しよう

  • 人材の「③ 収集」を理解しよう

  • 「④ 説明」を理解しよう

  • 【コラム】エンゲージメントを知ろう

  • 垂直コミュニケーションを理解しよう

  • 水平コミュニケーションを理解しよう

Section 4 マネージャーに必要な手法

Section.4-1 チームの存在意義

  • チームの存在箇所を特定せよ

  • チームの存在意義の必要性を知ろう

  • 自分の存在意義を考えよう

  • チームの存在意義を考えよう

  • チームの未来像を考えよう

  • 期初に伝えるべきことを知ろう

Section.4-2 チームづくり

  • チームづくりの始まりを知ろう

  • 右腕を定めよう

  • 信頼の作り方を知ろう

  • 文化の作り方を知ろう

  • 異なる背景を合わせよう

  • チームを成長させる仕組みを作ろう

  • 組織と戦略について知ろう

Section.4-3 意思決定

  • 意思決定をしないということを知ろう

  • 非合理な意思決定を知ろう

  • 無意識な意思決定を知ろう

  • 意思決定とは?

Section.4-4 チームの目標設定

  • 目標設定が持つ力を知ろう

  • 「目的」と「目標」の違いを知ろう

  • チーム目標を設定する2つの本質とは?

  • OKRを利用した目標設定を知ろう

  • メンバーの目的の定め方を知ろう

  • メンバーの目標の定め方を知ろう

  • メンバーのアクションの定め方を知ろう

  • チームの目標の運用の仕方を知ろう

Section.4-5 管理

  • プロジェクトマネジメントにならおう

  • 管理業務の必要性を知ろう

  • 自分の行動計画の管理からはじめよう

  • 管理対象の特定をしよう

  • ステークホルダーマネジメントを知ろう

  • 管理のためのルールを知ろう

  • 管理は常に計測しよう

  • 振り返りの管理を知ろう

  • 【コラム】平時のリーダー、有時のリーダー

Section.4-6 人事制度

  • 人事評価への向き合い方を知ろう

  • 評価制度を理解しよう

  • 人的資本という市場の流れの知ろう

  • 研修について知ろう

Section.4-7 コミュニケーション

  • コミュニケーションの大前提とは?

  • 2つのコミュニケーションを知ろう

  • 情報伝達の2つの軸を知ろう

  • 情報伝達の3つのポイントを知ろう

  • コミュニケーションの3つの観点を知ろう

  • コミュニケーションは情報ではない

  • 相手の経験にない言葉は伝わらない

  • 相手の立場で考えるということ

  • 動かないのではなく、動けない

  • 1on1の種類を知ろう!

  • 【コラム】「聞く」と「聴く」の違いとは?

Section.4-8 育成

  • マネージャーはアレンジャーである

  • 育成で押さえる2つの要素を知ろう

  • 能力の「発揮」を知ろう

  • 客観的な振り返りを知ろう

  • 能力の「開花」を知ろう

  • 共感的な目的設定を知ろう

  • 成長に必要な行動を知ろう

  • 質と量とスピードの優先度を知ろう

  • 育成を支援する振り返り方を知ろう

  • 【コラム】人としての側面を理解しよう

  • 【コラム】キャリア自律について知ろう

Section.5 マネージャーとしての心得

  • 改めて、お伝えしたいこと

  • 専門性が必要であることを知った

  • 頑張らないことが最大の成果

  • 完璧を求めない、何で効果を感じるのか

  • 【コラム】アリとキリギリス

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。

コミュニティに関心をお持ちいただいた方からのご連絡を心よりお待ちしております📨 人事の方でマネージャー育成に関わられている方やキャリアに困っている方も大歓迎です!TwitterのDMよりご連絡ください!

"未来"マネジメント会議Twitter:https://twitter.com/miramane0915


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