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【好きな詩】

明るい希望 暗い予感 
しんしんとふりつもる
音のない道
  
静けさが空にくるまれて
どこまでもすいこまれていく 

心をひらいても 
心をとざしても 
同じことのないよう
足音の感触が 
時をきざんでついてくる

明るい予兆  暗い瞳
美しく青ざめた額を
天につきつけ ふりあおぎ

あるがままの自分を
認めつつ歩く
認めつつ歩く

      銀色夏生
      📖『冬の道』より

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