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スマホ内の辞典のかさばらないという便利さ
先日、iOSで使える物書堂の辞典のほとんどが安売りセールをしていたので、思わず
「日本語シソーラス 第2版 類語検索辞典」を買ってしまいました。
通常価格5,140円のところが4,040円に値引きされていたので、1,100円お得でした。
2022年4月25日までのセールですのでまだ間に合いますよ!
物書堂の辞典では、他に精選版日本国語大辞典、漢辞海3、オックスフォード現代英英辞典を購入しています。精選版日本国語大辞典も発売キャンペーン価格で購入しました。
精選版日本国語大辞典も、オックスフォード現代英英辞典も、リアルな紙の辞典ですとかなりの大きさになり、机や本棚のかなりのスペースを占有してしまいます。もちろんそれに見合う価値はあるのですけれど、かさばるよりはかさばらない方がありがたいので、こういうアプリで使用出来るのは良い時代ですね。
この物書堂アプリで購入した辞典は、同じApple IDで使用しているiOS・macOSデバイスで共有出来ますので、MacでもiPadでもiPhoneでも、購入済みの辞典を自由に使えます。
シソーラスで見つけた類語を日本国語大辞典で意味を調べ、さらにその中の漢字を長押しして漢辞海で文字の成り立ちを調べる、という風に、それぞれを連携して使えますので、この点は紙の辞典よりも明らかに便利です。
その一方で、紙の辞書の良さは確かにあります。その辞典で引いた言葉の周囲にある言葉も目に入りますし、その辞典全体の中のだいたいの場所、見開いた2ページのうちのどの辺にその単語があったか、ということまで覚えていると、まず間違いなく意味までちゃんと覚えられますので、入試勉強には紙の辞書の方が良いような気がします。
しかし、自分の記憶だけに頼る必要が無い社会人になってみると、仕事でも趣味でも辞典を使うのは記憶や試験のためではないので、必要になったときに必要な分だけ辞書を引くことになります。こうなると、辞典の重さ・大きさ・かさばりなどを気にしなくていいデジタル形式のほうが便利ということになります。
20も30も多くの辞典が内蔵されている電子辞書でも良いのですが、今の時代では仕事でも趣味でも辞典を使用するときに、パソコンやスマホを使っていない方が珍しいでしょうから、専用電子辞書よりもパソコン・スマホ内で利用出来る辞典の方が、コピーアンドペーストの楽さや目線・手の移動も不要というメリットが出てきます。
辞典自体にも違いはたくさんあります。収録語数や単語ごとの詳しさ、検索方法の種類とその数などはもちろん違いますし、新明解国語辞典のように非常に特徴的な語釈が載っている辞典もあります。初心者向けと中上級者向けの違い
もあります。
ただ、紙の本なら非常に大きくなる辞典でもスマホに入るなら気にしなくて良いので、基本的には語数や詳細さが多いものを使う方がより便利ではないかと思います。それぞれの辞典にはそれぞれの良さはありますが、どの辞典を買おうか迷っているのなら、語数の多さだけで選んでも大きな失敗はしないでしょう。
紙の辞典を机に置いたり持ち運んだりすることを考えたら、何を買ってもスマホで使える時点で満足できるのですけどね。