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読んだ本(2024年11月中旬)

11月中旬の読了本。
忙しい時期なので1冊だけ。電書をトイレとかどうしても使う無駄時間で読む。アマゾンのKindle Unlimitedのキャンペーン釣り針に食いついたの2回目。


恋に至る病 / 斜線堂有紀

自殺教唆ゲーム「青い蝶」の主催者は、誰からも好かれる女子高生・寄河景だった。彼女はいかにして化物へと姿を変えたのか。幼馴染の少年・宮嶺は、運命を狂わせた最初の殺人を回想し始め…。暴走する愛と連鎖する悲劇を描く。

Kindle Unlimiedから。本作は図書館蔵書にもあるのだがアンリミテッドのキャンペーンにつられて二度目の入会。目的の本があるわけではないけど何となくポチっとして対象作品からチョイス。
余韻なり小さな謎とか何か残して終わるのは斜線堂さんのいつもの終わり方なのだが、本作は主人公が信じてきた感情全てが嘘か本当かというかなり根本的なところから謎を残して終わる。予想外の締め方で「さすがうまいなぁ。」という気になったが、何だか気持ち悪い読了感。イヤミス的な気持ち悪さではなく、伏線張り逃げみたいな意味で。

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