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読んだ本(2024年9月下旬)

9月下旬の読了本。
図書館長期借りの本+予約が回ってきたやつの消化。
半分仕事の本を読み始めて意外に時間がかかっているので下旬は2冊のみ。


成瀬は天下を取りにいく / 宮島未奈

中2の夏休みの始まりに幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るという。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭に…。

今年(2024年)の本屋大賞受賞作品。
今年のノミネート作品としては「星を編む」「レーエンデ国物語」と本作で三作目。本屋大賞はその年のノミネート作のうち1冊(大抵は大賞作品)読むか読まないかくらいなので今年は読んでいる方。
読書系YouTubeを見ると絶賛している人がいるが、自分的には「面白いけど…。」くらいで、他人に向けて超おすすめかと言われるとそこまで自信ない感じ。
面白いし想像していたよりも周辺の人物の設定がちゃんとしている(そのため成瀬の人物像が立体的に描写される)ので、良い作品と思うし続編も読むけど。
本屋大賞受賞後に予約を入れていたのがやっと回ってきて読めた作品。作品的には短いのでサクッと呼んで返却して次の人に回した。

世界一かんたんな図書館の使い方 / つのだ由美こ

知りたい情報が確実に引き出せる、読みたかった本に秒で出会える、自由研究やレポート提出が楽になる、調べものが得意になる…。「借りるだけじゃない」図書館を使いこなせる超活用法を司書が教える。

6冊借りたもののうち3冊目。情報の集め方を解説する本。
タイトルは「図書館の使い方」だが、内容は「情報の扱い方」がメインの本。タイトルに偽りあり的なやつ、というか掴みにタイトル使っている本。
著者は大学図書館の司書をしており本の選び方などの話もあるが、いかに情報を取得して精査して活用するか、という内容が大部分となっている。何か知る人ぞ知る「図書館利用の裏ワザ」的なものがあると思って期待するとガッカリするかも。

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