組織の活力と成長を加速させる”人事ポリシー”
みなさん、ご無沙汰しておりました!
齋藤です。
花粉の季節で、目から涙が出てしまいます・・
皆さん、大丈夫ですか?
今回は、教育と制度企画事業の責任者に
『人事ポリシー』について
お話を聞いてきました!
人事ポリシーって、聞いたことはありますが、
どんな役割があるのか、何のために作るのか
あいまいな部分が多いので
早速、聞いていきたいと思います。
1. 人事ポリシーの重要性について
人事ポリシーは、
企業が求める人物像
(自社にいてほしい従業員像)を
明確にし、組織内の方向性や一貫性を
確保するために不可欠です。
小規模な企業であれば、
常々トップが声に出して伝えることにより、
どんな人が欲しいのか?
どんな人になってほしいのか?が
組織に浸透していくかもしれませんが
従業員数が100名を超えてくると、
現実問題としてぼやけてきてしまう会社も
多いかもしれません。
2.どんな効果があるのか?
人事ポリシーを設定することで、
従業員が、何を求められているのか?
何をすべきなのか?が明確になります。
公平かつ透明な採用プロセスや評価基準、
適切な報酬制度を設定することは従業員が
組織に対して信頼を持ち、
やりがいを感じることにもつながります。
人事ポリシーが無いまま、
これらのことが決まってしまうと、
何をベースに評価軸が決まっているのか?
知らぬ間に会社の本来の方向性と
方向性がずれてしまう!
という事態になるかもしれません。
また、人事担当者目線でお話すると、
人事ポリシーがあることで動きやすくなります。
人事戦略に対して、一つの軸ができるため、
その軸に沿って、アクションすることができますし、
何かを見直す際も、
人事ポリシーに沿っているか否かという
判断基準にも繋がります。
大きな枠組みで考えると、
組織文化の形成にもつなげることができます。
組織の価値観や行動基準を明確に示し、
共有することで、組織全体が一体となり、
共通の目標に向かって効果的に働くことができます。
3.いざつくるとなった際に、どうやって作る?
会社の各部門の責任者が集まって、
腹を割って議論していくことが大事だと思います。
例えば、プロのファシリテーターを呼んで、
考えを深めたり、纏めていくことも
重要かもしれません。
社内のメンバーだけで行うと、
・トップの圧力がかかり、うまく議論が進まない。
・トップダウンで決定してしまい、
浸透させていく立場の事業責任者の
腹落ちがされないまま決まってしまう。
・ファシリテーションを行う担当者の
意向を入れられなくなってしまう。
・いつもの経営会議、営業会議の延長での
実施となり腹を割って話す環境が作りにくい。
等が発生すると思います。
社外の人間が実施することで、
適度な緊張感が持てたり、
アイスブレイクや体感型アクティビティを含めた
疑似体験を導入しながら実際の業務に
置き換えたりする考えをすることで
新たな気づきを得られたりもします!
ちなみに、宣伝になりますが、
弊社でも人事ポリシーの策定について
ご支援することは可能です!
最後に
人事ポリシーの重要性について、
少しでも理解をいただけましたでしょうか。
会社の上層部の思いが、
従業員の道しるべにもなってきますし、
それに賛同する方を採用することで、
モチベーションの高い集団になり
最終的に、強固な組織になっていくことと思います。
成長フェーズにこそ必要ですが、
なかなか時間が取れないタイミングだと思います。
1泊2日の合宿形式で
一気に考えて決めてしまうのも
良いかもしれません。
ぜひ、この機会に人事ポリシーの作成や
見直しなど、行ってみてください。
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