ダブルパンチ:ズレても楽しいフィルム写真①
また別の日に、父のカメラを持って外出をした。
特徴的な建築物で有名な「ホキ美術館」に行ってきた。建築物を見るのが好きで、美術館などに行くことが多い。
電車で、約2時間揺られた。
美術館の最寄駅から、徒歩30分くらいだった気がする。もっとかかったかもしれない。
もちろん、徒歩以外のアクセス方法もあるのでご安心を。
私は、歩くのが好きなので。それと、千葉県の雰囲気をゆっくり楽しみたかったのだ。
この日は、レンズフードのつけ間違いと、フィルムがしっかり巻けていないの、ダブルパンチだった。
まずは、駅から美術館までの道のり。
なんだか、アメリカのような雰囲気だ。
映画でよく見る、広い道路に低層の家が建ち並ぶ感じが、アメリカを彷彿させた。だが、実際に行ったことはない。
もうすぐ、美術館につく。その手前にあった公園。
視線の抜け感が心地よくて撮った一枚。
そして、ホ…キ美術館?
しっかりズレている。まぁいいだろう。
入口の方に向かって歩くと、コンクリートの壁が続き、そこに冷たく積もった雪が張り詰めた空気を感じさせる。壁の無機質さと冬の厳しさが相まって、鋭さを感じた瞬間だった。
そして、見てほしい。1番撮りたかったこの曲線と突き出た物体。
こんな斬新な建築の美術館が、住宅街にあることを誰が予想するだろうか。
残念ながら、ホキ美術館は館内の撮影がNGなので、外観しか取れなかったが、
館内も作品を第一に考えた空間になっており、非常に豊かな時間を過ごせた。
ダブルのミスで、この日に撮った写真はズレている写真しかないけれど、これもフィルムの楽しみ方のひとつだろう。
そして、ぜひこの記事を見た方は、ホキ美術館に行って、この建築物の存在感を堪能してきてほしい。
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