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ブレとの戦い、シャッタースピード1/8秒に挑む


国立新美術館を撮りに行った日、もう一つ気になっていた建築があった。それが『麻布台ヒルズ』だ。

前にも訪れたことがあるのだが、この特徴的な建築をフィルムカメラに収めたいという気持ちがずっとあった。
少し距離はあるが、国立新美術館からスナップ写真を撮りながら向かうことにした。

東京ミッドタウン内の装飾
レースの透け感が綺麗だった
この通りにいたら、
東京タワーにしか目がいかない
六本木の交差点で、動きのある一枚
光に照らされた店舗が美しい
ひょっこり東京タワー


麻布台ヒルズのファサードに着く頃には、すでに陽が落ち始めていて、辺りはだんだんと暗くなってきた。
シャッター速度は1/15、さらには1/8。息を殺し、狙いを定めるスナイパーのような感覚でシャッターを切る。
幸いにも、ほとんど手ブレすることなく、麻布台ヒルズの姿を収めることができた。

1/15秒
迫力のある一枚になった気がする
建物の独特なラインと窓から漏れる光が
絶妙な雰囲気を醸し出している

麻布台ヒルズは、外観も特徴的だが建物内も魅力的だ。

放射状に広がるデザインがダイナミックで、
空間全体を包み込むような壮大さがある
エスカレーターの直線的なラインと
天井の曲線の対比が美しい
建物内のエスカレーターと吹き抜け
曲線美


光を多く取り込んだビルは神々しくなっていた。
その瞬間を切り取るたび、フィルムカメラの良さを改めて感じた。

シャッタースピード1/8に挑んだ
ライトアップされた東京タワー
存在感があるよね
ここにいた人みんな写真撮ってた


フィルムカメラでシャッタースピード1/15秒、1/8秒を手持ちで撮ることはほとんどない。だが、意外と撮れることがわかった。
夜だからと撮影を諦めず、どんな条件でも撮りたい景色を追いかける。この一日で、その楽しさと達成感を改めて感じた。


【使用したレンズとフィルム】


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