24枚中の幸運
前回での投稿では、再びフィルムカメラを始めたことを話しましたが、実は最初にフィルムカメラを手にしたのは3年ほど前の2021年末でした。
そこから1年足らず楽しみ、2023年の友人の結婚式で京都を訪れた際に、前回撮ってから1年ぶりにフィルム1本分だけ撮影して、それ以降、今日まで約1年以上、カメラはインテリアと化していました。
フィルムの価格高騰や現像代の負担が、フィルムカメラを撮り続けられなかった理由の一つでもあります。
とはいえ、撮影したい気持ちは強くなり、お金のことは少し気にしながらも、できるだけ気にせず楽しむことに決めました😂
ただ、まだ再開後の写真は現像していないので、数年前に撮った写真を振り返ることにします。
最初の1本目は、巻き戻しでミスって現像まで辿り着けなかった。しかし2本目では無事に現像でき、現像を待つ時間はかなりワクワクしたのを覚えています。受け取った写真を見てみると……
写ってない……
正確には写ってはいるけれど、光が足りていなかったため、モヤがかかったような薄暗い写真ばかりでした。
それでもスクロールしていくと、1枚だけ、しっかり写っている写真があって、かなり嬉しかったのを覚えています。
その1枚がこちらです。
この写真は、当時住んでいた街を散歩していたときに、毎日見ている風景を撮りたいなと思ってシャッターを切ったものです。1/24の1枚だからか、なんだか特別な思い入れがあります。「これがフィルムカメラで撮れる写真なんだ」と実感しました。
夕方に撮ったため、もう少し光がある時間帯だったらもっと鮮明な写真が撮れたのかもしれませんが、たった1枚だけれど、この1枚が自分をフィルムの世界に引き込んだ気がします。
今後も、しばらく過去に撮影した写真をアップしていきますので、楽しみにしていてください。
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