建築美を写す、LeicaQで撮る【国立新美術館】
壁一面の曲線を描くガラス、存在感のあるコンクリートに差し込む柔らかな光。
この建物に足を踏み入れた瞬間、その空間の美しさに思わず息を呑んだ。
天井まで続く吹き抜け、中央にそびえ立つインパクトある逆円錐型の物体。
前回は、1階から見えるこの独特な光景を収めた。まだ見ていない方はぜひどうぞ。
今回は視点を変えて、2階以上から撮った写真をまとめてみた。視点を高くすることで、気づく新たな表情を楽しんでほしい。
圧倒される建築と柔らかな光、そしてそこに生まれる静けさ。
写真に映るその一瞬一瞬が、訪れるたびに違う表情を見せてくれるのがこの場所の魅力だ。
ガラスの前には名作のチェアも置いてあり、柔らかく差し込む光を前にゆっくり過ごすこともできる。
何度でも訪れたい、そんな場所。
フィルムカメラで撮ったこの空間が、
柔らかな光をフォルム特有の質感でどのように表現されるのか楽しみだ。
【使用したカメラ】