20年前のメキシコ旅行がおしえてくれたこと#2
初日で所持金半分ナシ
前回では初日で所持金の半分を失ってしまった私。2日目、日本から持ってきたクレジットカードでキャッシングしようと銀行へ。しかし、ATMの表示がすべてスペイン語。全く手も足も出ない状況でした。
ピンチ⇒チャンス
途方に暮れて歩いていると、アジア人らしき二人組と遭遇。「ここを逃したら...」という思いで声をかけ、窮状を説明しました。ラッキーなことにその二人は日本人で「銀行窓口でクレジットカードとパスポートを見せれば現金が引き出せるかも」というアドバイスをもらい、まさに天啓のような気分でした。
銀行の窓口にて
窓口に向かう前に、「5000ペソください」とスペイン語で必死に覚えました。しかし、実際に言ったのは「5ペソください」。つまり、日本円で言えば「50円ください」と必死に訴えていたわけです。
窓口の女性は首を振り、紙に数字を書き始めました。3000、2000、6000...最終的に6000ペソ(約6万円)を引き出すことができ、一安心。
この経験から学んだことは数多くあります:
コミュニケーションの重要性:言葉が通じなくても、相手を理解しようとする姿勢が大切だと学びました。
困難を乗り越える力:予期せぬ事態に直面しても、諦めずに解決策を探る粘り強さが身につきました。
人との繋がりの大切さ:見知らぬ人からの親切で救われた経験は、人を信じる心を育てました。
ユーモアの重要性:失敗も、時間が経てば良い思い出に。自分を笑い飛ばせる余裕が人生を豊かにします。
準備の大切さ:基本的な言葉や文化を事前に学んでおくことの重要性を痛感しました。
40代の皆さん、若い頃の失敗や困難な経験を、今どのように捉えていますか?それらの経験が、今の自分をどう形作っているでしょうか。
この旅行での小さな失敗の数々が、今の私の価値観を形成しています。困難に直面しても諦めない心、人との繋がりを大切にする姿勢、そして何より、自分の失敗を笑い飛ばせる余裕。これらは全て、あの無謀とも言える旅から得た宝物です。
次回は別の話題を書いていきたいと思います。
それが今の人生にどう活きているか、一緒に考えられたら嬉しいです。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。人生、まだまだ学びの連続。共に成長していきましょう。
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