短歌×写真「太古の白を滲ます海月」 7首
集めよう小さな幸せ不幸せサメをおどかす小魚の群
ハギの尾ひれがついた話を聞かされるエイのしっぽのような一日
進むため目は前にあるとの動議 元老院をマンボウは泳ぐ
水槽のきみのきもちはわからんけど竜宮城へつれていってよ
ペンギンの哲人たちが思索する天に揺らめくオーロラの示唆
無人深海探査艇の邂逅 古第三紀の赤蟹の甲
人は空ばかり見ている海溝に太古の白を滲ます海月
いいなと思ったら応援しよう!
いつもありがとうございます。
スキやコメントなども残して頂けると喜びまーす。
Twitterにもよくいる模様 → https://twitter.com/sora_haru_ki