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就職が決まった。
今年7月から始めた就職活動。今年も残りあと数週間というところで、ありがたいことに内定をいただいた。2025年はまた私が戻ってくる。ポンコツだけど、頑張っていたい、自立した私。
ここドイツでの就活のプロセスはというと、まず2つの日独企業向けの人材斡旋会社に登録し、日本語履歴書、日本語職務経歴書、英文レジュメ、カバーレターを作成する。ドイツ語は喋れないので作らず、日本語と英語二本柱で攻める。彼の持っているチャットGpt4.0で文章の骨組みをつくり、娘の父親にいい感じのデザインにしてもらい、海外風の髪の毛を靡かせた経歴書写真を近所の写真屋さんで撮影した。(ちなみにこの写真を撮った後知らんお兄ちゃんからナンパされた)。街の小さなデパートで一番小さいサイズのスーツを買い、日本から持ってきていた唯一のダイアナの5センチヒールの黒パンプス。東京シングル(今もシングルだけど!何回も言うけど!!)時代のお土産が今3年後に役に立った。
人材斡旋会社に登録していたものの、今回ご縁があった会社は斡旋された会社ではなかった。(なんじゃそりゃ)人材斡旋会社からはたまに連絡があるくらいで、ドイツ語もできなければ、特にドイツ企業が求めているようなエンジニア系キャリアもない子持ちとなれば最初に篩にかけられる、それは当然。見つけたのは定期的にみている日本人向けの掲示板だった。
この会社を見つける前にも同じ業界の会社に一社履歴書添付メールを送っていたが、書類選考で弾かれた。まあまあ、希望していた会社でもなかったがそれなりにショックだったのだろう、生理中と重なり気持ちが数日落ちた。社会に必要とされていない感、いやそんなことはないんだけれども、日本で10年以上仕事をしていれば社会との接点の一つが「仕事をすること」であるのは間違いない。
そして、今回縁があった会社は新卒で入社した会社のグループ企業で、今までハワイで勤務していた仕事内容と似ており、日本人とヨーロッパ人が半々で仕事をしている空気感があった。大した学歴や職歴がある訳でもない私が、ドイツで日系企業に入社できたことに感謝している。この半年間頑張ってきてよかった。過去の自分にも感謝。サポートしてくれた皆さんありがとう、これからもよろしく。
フルタイムで働くことになるので、娘も最初は戸惑うかもしれない、お迎えの時間に間に合わないのでシッターさんをお願いするため、その新しい環境に慣れるか不安もある。ただ、新しい環境に慣れていかねば私たちは生きていけないのだから、ここは教育と思ってほしい。なんだかまとまりのない文章になってしまったが、今日は嬉しいので娘の風邪の回復を祈りながら、一気にnoteを書いた。2025年、健康に仕事と子育てやっていきます!