住宅の空調システム(1) 「システムの種類」
この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。
高断熱高気密と呼ばれているような住宅 (筆者的にはHEAT 20 G2~G3、C値<0.5くらいのイメージ) ではエアコン1~2台で全館空調ができるとよく言われています。1台でも冷暖房可能らしいのですが、万が一故障したときに厳しくなるので、2台設置されることが多いようです。
空調システムの種類
エアコンと換気システムが分離されている
1F=壁掛けエアコン、2F=壁掛けエアコン
冷房時は2Fエアコン、暖房時は1Fエアコンを動作させる1F=床下エアコン、2F=壁掛けエアコン
冷房時は2Fエアコン、暖房時は1Fエアコンを動作させる
基礎断熱でないと使用できない。簡易床暖房システムのようになり、床が暖かいらしい。1F=床上/下エアコン、2F=壁掛けエアコン
冷房時は1F/2Fエアコン、暖房時は1Fエアコンを動作させる。
松尾方式と呼ばれるらしい。
基礎断熱でないと使用できない。簡易床暖房システムのようになり、床が暖かいらしい。階間エアコン
1Fと2Fのフロアの間に壁掛けエアコンを設置し、冷暖房の双方に活用する。小屋裏エアコン
小屋裏(2F天井裏)に設備室を設け、壁掛けエアコンを設置し、そこから排気ダクトを用いて、各部屋を冷暖房する。
設計が難しいと聞いたことがある。設備室型エアコン
1Fまたは2Fの設備室に壁掛けエアコンを設置し、そこから排気ダクトを用いて各部屋を冷暖房する。全館空調システム
アメニティエアコンとも呼ばれる専用システム (1Fまたは2Fの天井裏に置かれることが多い) とダクトを組み合わせて、全ての部屋に直接冷暖房を行う。
ハウスメーカー独自の専用システムは高価な価格+独自システムになっているため、長期的にシステムが維持できるかについては注意が必要。(あくまで家電なので10-15年で壊れると思っています)
エアコンと換気システムが連動している
全館空調システム+第一種換気システム
前述の全館空調システムが第一種換気システムの後ろに接続されているタイプ。
私が調べているのはこの一番最後の構成です。またどこかのタイミングで記事を書きます。
参考になった書籍
見出し画像はUnsplashのAshkan Forouzaniが撮影した写真