クルマとITのおじさん

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最近の記事

樹脂窓の窓枠の大きさ比較 v2

この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 このページでは樹脂窓の枠が気になってしょうがなくなった私の調査結果を抜粋して記載しています。本当はプログラムを書いて絵にしようと思ったのですが、めんどくさくなったのでやめました。気が向いたら作ります。 結論から言うと樹脂窓の窓枠は太いです。特にドレーキップはすごいです。小さい窓を作るときは枠の占める面積をよく考えましょう。 エクセルシャノンからES50という新製品が出たので追加しました!

    • キッチンのレンジフードによる熱エネルギーの損失はどのくらい?

      この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 キッチンのレンジフードには通常の排気のみを行うレンジフードの他に、給気も行える同時給排気型レンジフード、室外へ排気をしない室内循環型レンジフードというものがあります。 よくパッシブハウスに近いレベルを目指す際に熱損失を抑えるためにこの室内循環型レンジフードを検討される方も多いかと思います。私もそのような経緯で実際どのくらい熱エネルギーが失われるんだろう?と思い調べた記事になります。 失われた

      • エコキュート (3) 「外気温とタンク湯温設定による省エネ性能低下」

        この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 エコキュートに関してはコロナ、ダイキン、パナソニック、日立等の各社から製品が出ており、様々な性能や機能の違いがあります。 このページでは特定の機種について述べるのではなく、給湯に必要なエネルギーが外気温やタンク湯温設定にどの程度影響されるかを述べます。 このページで言うタンク湯温設定はエコキュート内のタンクの湯温であり、実際にキッチンの蛇口やシャワー、浴槽への給湯温度のことではありません。

        • エコキュート (2) 「製品機能の比較」

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 エコキュートに関してはコロナ、ダイキン、パナソニック、日立等の各社から製品が出ており、様々な性能や機能の違いがあります。 このページではそれぞれが持つ「機能」に限定して取り扱います。なお、当方が2F浴室洗面所構成で検討中のため基本的には高圧タイプのみで比較している関係で、Premium寄りの機能比較になっています。ご了承下さい。 今までの記事機能比較高速湯はり 180L分の湯はりを行うのに

          パッシブハウス認定(2) 「PER demandが基準値を超えていても認定されるのはなぜ?」

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 一つ前の記事の続きです。 今回のお題Passive Houseの公式ページで認定済みの物件を見ていたところ、要件を満たしていないようにみえるのに認定されている物件がありましたので、ちょっと調べてみましたという内容になります。 認定の条件前回の記事で記載した条件が以下のようになっています。 さらに詳細なものを探したところ以下のように規定されていました。 PERに関しては以下の追記があり、

          パッシブハウス認定(2) 「PER demandが基準値を超えていても認定されるのはなぜ?」

          エコキュート (1) 「省エネ性能の比較」

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 エコキュートに関してはコロナ、ダイキン、パナソニック、日立等の各社から製品が出ており、様々な性能や機能の違いがあります。 このページではその中で省エネ性能に限定して取り扱います。なお、当方が2F浴室洗面所構成で検討中のため基本的には高圧タイプのみで比較しております。ご了承下さい。 変更履歴2023/02/20 電気料金を通常の契約の50円で見積もっていたので、オール電化向けの契約基準の30円

          エコキュート (1) 「省エネ性能の比較」

          住宅の空調システム(3) 「全館空調+第一種換気+電子式集塵機」

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 高断熱高気密と呼ばれているような住宅 (筆者的にはHEAT 20 G2~G3、C値<0.5くらいのイメージ) ではエアコン1~2台で全館空調ができるとよく言われています。 前々回の記事では空調システムの種類を、前回の記事では全館空調+第一種換気の構成について記載しました。 本ページでは前回の記事で取り扱った全館空調+第一種換気の構成に加えて電子式集塵機を組み合わせたシステムについて記載します。

          住宅の空調システム(3) 「全館空調+第一種換気+電子式集塵機」

          住宅の空調システム(2) 「全館空調+第一種換気」

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 高断熱高気密と呼ばれているような住宅 (筆者的にはHEAT 20 G2~G3、C値<0.5くらいのイメージ) ではエアコン1~2台で全館空調ができるとよく言われています。 空調システムの種類を記載した前回の記事に続いて、本ページでは第一種換気システムと組み合わせた全館空調システムについて記載します。 ↓前回の記事 全館空調システム+第一種換気システムの概要本記事で取り扱うシステムの構成は以

          住宅の空調システム(2) 「全館空調+第一種換気」

          住宅の空調システム(1) 「システムの種類」

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 高断熱高気密と呼ばれているような住宅 (筆者的にはHEAT 20 G2~G3、C値<0.5くらいのイメージ) ではエアコン1~2台で全館空調ができるとよく言われています。1台でも冷暖房可能らしいのですが、万が一故障したときに厳しくなるので、2台設置されることが多いようです。 空調システムの種類エアコンと換気システムが分離されている 1F=壁掛けエアコン、2F=壁掛けエアコン 冷房時は2Fエ

          住宅の空調システム(1) 「システムの種類」

          パッシブハウス認定(1) 「パッシブハウスとは」

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 2023/02/09 「ざっくりのイメージ感」章に誤記がありましたので修正しました。 「一次エネルギー再生可能エネルギー(PER) の 生成(generation)と需要(demand)」がわかりやすくなるように少し追記をしました。 ここ数日で調べたことをまとめているだけなので、わかりにくい記述が多いです。すみません。 公式に日本語の説明を用意してほしい。。。 パッシブハウスとは"A Pa

          パッシブハウス認定(1) 「パッシブハウスとは」

          エアコンの通年エネルギー消費効率(APF)

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 通年エネルギー消費効率(APF)とは年間を通してある一定条件をもとにエアコンを使用したとき、1年間に必要な冷暖房能力を、1年間でエアコンが消費する電力量(期間消費電力量)で除した数値。APFが大きいほど、省エネ性能が優れています。 通年エネルギー消費効率(APF)の計算の仕方暖房期間のほうが多く、また外気温と室温の差も大きいので暖房の効率性の影響のほうが大きそうですね。 計算式 APF

          エアコンの通年エネルギー消費効率(APF)

          樹脂窓の窓枠の大きさ比較

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 このページでは樹脂窓の枠が気になってしょうがなくなった私の調査結果を抜粋して記載しています。本当はプログラムを書いて絵にしようと思ったのですが、めんどくさくなったのでやめました。気が向いたら作ります。 結論から言うと樹脂窓の窓枠は太いです。特にドレーキップはすごいです。小さい窓を作るときは枠の占める面積をよく考えましょう。 更新後の新しい記事はこちら! アルミ樹脂複合サッシと樹脂窓の見た目

          樹脂窓の窓枠の大きさ比較

          Qセルズの太陽光発電システム

          概要ドイツで誕生し、韓国系企業に買収されたメーカーになります。後半で紹介するパッケージ商品 Q.SUPREMEはコスパ的に魅力的に感じています。 太陽光発電パネルパネルは高性能なG11シリーズと標準性能のG9シリーズがあり、それぞれのシリーズにパネルの大(375W前後)/小(250W前後)の2種類が用意されています。 限られた屋根面積にできる限り載せたい方はG11シリーズを選ぶとよく、最大で37.6%容量を増やすことができるそうです。ただ、おそらくコスパは悪くなってしまうん

          Qセルズの太陽光発電システム

          トイレの省エネ性能とコスト (2) 「瞬間暖房便座が省エネにならないのはなぜ?」

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 なんとなく気になってしまい、必死になって調べてしまったものの続編になります。 前編ではコスパを語っていたのですが、この記事では機能違いによる消費電力と電気料金の違いだけを記載しておきたいと思います。 ウォシュレットの機能表に基づくと、以下のような機能差になります。 アプリコット F3W/F3WA 瞬間暖房便座 瞬間式ウォシュレット アプリコット F3A/F3/F2A/F2/F1A/

          トイレの省エネ性能とコスト (2) 「瞬間暖房便座が省エネにならないのはなぜ?」

          トイレの省エネ性能とコスト (1)

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 なんとなく気になってしまい、必死になって調べてしまったのでここに残しておきます。(なお、妻にはドン引きされました) TOTOさんのカタログには以下のような年間消費電力量が記載されています。 例えば、ウォシュレット別体型のアプリコットとウォシュレットSは瞬間式と呼ばれる「必要なときにウォシュレットのお湯を作る方式」と貯湯式と呼ばれる「事前に少しずつお湯を作っておいて魔法瓶にためておく」という方

          トイレの省エネ性能とコスト (1)

          気になる建築情報 2023/01/07

          この記事は注文住宅を建てるにあたって調べた情報をMemo的に書いているものです。 住宅調査情報家を広く見せるために頭の隅に入れておくこと ファンタジスタふじもとさんの記事です。大変参考になるのでおすすめです。記載されていることはシンプルなことなのですが、これらを間取りで実現するのが非常に難しいんですよね。一旦間取りは決定したものの未だに悩んでいるポイントが複数あります。 新築工事の工程・タイミング別チェックポイントが多すぎる・・・ チェックすべきところはわかりますが、

          気になる建築情報 2023/01/07