ながらブレインストーミング
私の上司達はとても個性的です。
一時期電話で対応するお客様のお名前の聞き間違いが非常に多かった時期がありました。
そんな時に、『ねぇ、なんで名前くらいちゃんと聞けないの?!』
と怒るわけでもなく
『ねぇ、お客様の名前でビンゴゲームしようよ。』
『え・・・?ビンゴゲーム?』
『そうそう、お客様の名前でよくある名前とか、そうじゃなくてもいいけど最初に紙に書いて、かかってきたお客様の名前がそこに書かれてたらOK。で、縦か横か揃ったらビンゴ。もちろん電話対応の時には、真剣にやってね。』
結構奇抜なアイディアで、一見してお叱りを受けそうな感じですが、それをやってる時はみんなとっても生き生きとしています。
そして書いてある名前のお客様から電話がかかってきたら、とってもテンションが上がります。更に皆自ら進んで電話対応をする。
みんな一生懸命名前を間違わないように聞くので、聞き間違いもなくなる。
結果的にすごいプラスの相乗効果しかありませんでした。やっぱり人間、何事も楽しんでやる方が生産性が上がるんだ。という事実を目の当たりにした出来事でした。
チームビルディング等でよく使われる、ブレインストーミングもそうです。
『ねぇ、どんな○○があったら面白いと思う?』
これはいつも急に始まります。
普通の答えを出すだけでは私の上司は楽しませられない…!
というのが各スタッフの共通認識としてあるので、みんな面白い答えを考える癖が身についています。
『こんな○○どうですかね?』
『こんな○○が今はあるから、ここをこうしてこういう○○にするとか!』
色んなアイディアがわんさか出ます。
誰のアイディアも否定せず、みんなの意見を出し合って笑って
ひとしきり出た後には各々のタイミングでまた仕事に戻る。
こういう事をやってる部署って、中々ないんじゃないかなと思います。
そしてやっぱり、『私の上司、天才だな。』
と、改めて実感します。
雑談から始めるブレインストーミング、おすすめです。
お題は何でもいいんです。
そこでみんなで他愛のない話をして、親睦を深める。っていうところがポイントです。
その積み重ねが、チームワークと協調性やお互いへの思いやり、という部分に少なからず紐づいていくのだと思います。
そしてそれは、日々の業務で遺憾なく発揮されます。
これはうちの現場がそうなので、実感として強く思います。
雑談というコミュニケーションを上手く取り入れて
お互いを知り、業務に活かす。
もちろん、ずっと雑談ばかりでは締りがないので
そこは言うまでもありませんが、しっかりメリハリはついています🙌✨
最後まで読んでくださった皆様へ、心からの感謝を込めて。