
誰得ドット絵『掃除の時間』
これ「季節の話題」と言っていいと思うんですけど、今は「掃除をすべき時」だと主張したいんです。「年末に大掃除やったばかりだから!」という反論がたくさん聞こえてきそうですが、いやいや。
日中の冷え込みは和らぎ、しかし同時にそれは花粉が舞って窓の開け閉めをしたくなくなる日々が目前に迫っているこの時期、やれる掃除はやってしまった方がいいんじゃないかな~と思うんです。
思い立ったら吉日というわけではありませんが、そんなわけで今日は『掃除の時間』をドット絵で描いていきたいと思います(リアルでやれ)。
なお今回のお掃除は、以前描いた教室のドット絵をベースに進めていきます。
まず椅子を上げよう
まず最初は、床掃除の邪魔になる「椅子」を上げることから始めましょう。

これをひっくり返します。


手順② 脚のパイプを生やす。
手順③ 前脚パイプを背中方面へ伸ばす。
ひっくり返すまで気にしていなかったのですが、この手のパイプ椅子の脚は座板に直接差さっているわけではありません。

資料写真のように、前脚のパイプがグニャっと曲がって座板を下支えしており、それとは別にもう1本、後脚のパイプとの組み合わせでできているんですよね。
とはいえ「2本のパイプの組み合わせ」をこの少ないドット数で表現するのは無理があるので、やむなく手順③では前脚と後脚がつながっているように描くことにしました。

手順⑤ 背もたれを少しスリムに。
手順⑥ 座板の裏と背もたれの板を少し暗めに。
はい、あとはこの椅子を机の上にのせれば、「掃除のときにひっくり返した椅子を乗せた机」(長い)のできあがり……

あっと、このアングルだと椅子の背もたれ部分は隠れてしまって見えません! 描く必要なかったですね……。
必要ない「よけい」なところまで描いてしまったのはいただけません。
でも掃除中って、なぜか「よけいなこと」をしたくなるんですよね。家の掃除中なら本棚の埃を払っているときについマンガを手に取り読み耽ってしまったり。あるいは教室の掃除中にみんなでなぜかホッケーを始めたり。ほかにも……
おっと、ますますよけいな話をしてしまうところでした。歯を食いしばって(?)次の準備へと進みましょう。
机も上げよう
次は、椅子に続いて机も上げることにします。机をひっくり返して、机の上に積めるようにするのです。

机を積むのは普段の掃除ではなく、特別教室の片付けなんかでやったような記憶があります。あと、クリスマス会など教室でやる催し物の準備のためとか。広いスペースを作って、わざわざ「ハンカチ落とし」とかをやらされた悪い想い出が蘇りそうなので作業に戻ります。

手順② 引き出し部分を加える。
手順③ 脚を生やす。

机の脚のパイプも引き出しの下に直接刺さっているわけではないのですが、やっぱり描ききれないので細かいところは省略します。
さて、あとはこれらの机を教室の奥に寄せると……

誰得ドット絵『掃除の時間』完成です!
ひっくり返した机を床に置いてしまう計画性のない子や、椅子をブン投げようとしている子もいますが、「掃除の時間」ってだいたいこんな感じですよね。
(おしまい)