今年の抱負「失敗する」
みなさま明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!
近年、年末年始といえば新年の抱負、今年の抱負を立てることが楽しみになっており、一昨年の抱負は「苦手なことに挑戦する」、昨年の抱負は「やさしくする」でした。
「やさしくする」を意識することで、なにかを言ったり・やったりするときに、一瞬立ち止まってポジティブな方向に軌道修正する習慣はついたと思います。ええ、良い結果につながることもあったと実感しています。
でも、これが「成功」だったかというとちょっとあやしくて。
例えば、みなさんはすご~く嫌な人に出会ったときに、「こいつの首の骨を粉々にして、臼に入れて餅つきぺったんしてやろう」と思うはずですが、ぼくの場合は「この人の首の骨を小さく細切れにして、猫トイレの砂のかわりにしてあげよう」くらいのスーパーやさしさ補正をかけられるようになりました。
なにせ餅つきは暴力ですが、猫砂は非暴力ですからね。こんなにやさしいことはないですよ。ね?
でも、このやさしさって誰にも気付かれないんです。ぼくはこんなにやさしさで満ち溢れているのに。
べつに「キミはやさしいね」なんて言ってほしいわけではありませんよ。しかし、「観測されないのでは、存在しているかもわからんにゃー」みたいなことをシュレなんとかーの猫も言ってますからね。
あと、noteのネタにしにくいし(本音)
そこで今年は、新年の抱負を「失敗する」にしようと思います。
昨年の「やさしくする」が新年の抱負としては失敗だったとしても、やってみて、得るものがあったのは事実です。せっかく一瞬立ち止まって考える習慣もついたのですから、これを活かして、今年はあえて失敗しそうな道を選ぶことで、いつもは見えない風景を見られたらいいなと思います。
大切なのは、ただし失敗を繰り返さないことだと思います。他人がしてきた失敗も、わざわざ自分でなぞる意味はありませんから、そこは注意しなければいけなさそうです。そして、他人に迷惑をかけるのも「ナシ」です。
もしも、ぼくが道を見誤って、畑で大根を盗んだり、裸で街中を歩いたり、自民党に投票しようとしていたら、ぜひとめてください!
というわけで(?)あらためて、今年も『猫アイコンには言われたかない』をよろしくお願いいたします。
(おしまい)