連載 背骨を反らせば体が変わる 超!後屈入門 第4回
背中を反らせば体が変わる
超!後屈入門
第4回 動きの起点となる股関節を動かす
文●今村泰丈
Image: iStock
間違った使い方は緊張を生み、カラダの硬さとなる
前回は、身体の土台が大切というお話の中で、趾の使い方について触れていきました。
人がスムーズに動くために安定は欠かせません。不安定な状況に置かれた場合、無意識にカラダを緊張させます。これは、転倒して怪我をするリスクを減らすための生物としての本能的な反応と言えます。
この身体反応は、腰痛や肩こりにも大いに影響を与えています。
例えば、体幹が弱く(腹圧が弱い)て不安定な場合、腰を反る事で「骨でロックする姿勢」をとります。これが反り腰です。腰を反って骨でロックした状態では、股関節と足首のバランス調整が十分に機能せず、機能低下した部位は「緊張した状態」となり、カラダの硬さの要因となります。
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