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連載・扇屋孝太郎 「身体と動きの新法則 筋共鳴ストレッチ」 09
身体と動きの新法則 筋共鳴ストレッチ
第9回 腹腔内圧のコントロール
文●扇谷孝太郎
Image: iStock
「呼吸モード」の3回目です。今回は呼吸モードの要となる「腹腔内圧」のコントロールについてお話しします。安定性を保ちながら柔軟性を高めるためには、ぜひ知っておきたいポイントです。
なお、呼吸モードとは、呼吸という運動の過程を、息を最大まで吸ったとき、息を吐ききったとき、自然な呼吸のときに分け分け、それぞれの段階の筋肉の使われ方の特性を柔軟性トレーニングに利用するというアイディアです。
前回まで書いてきた、
背中&腰呼吸
呼吸のゼロポジション
背骨のコントロール
頭部の安定化
といった要素は、この腹腔内圧のコントロールを効果的に行うための準備でもあります。
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