【留学生活】サンクスギビング休暇、ルームメイトの家に行く!
先週末から一週間、大学は1週間のサンクスギビング休暇でした。この期間は基本的にはみんな帰省するため、食堂や各施設が閉まるので、多くの留学生は友達や知り合いの家に泊めてもらいます。留学生活が始まった時からずっと、「ステイさせてもらえる友達を見つけられなかったらどうしよう」「1週間キャンパスで寂しく過ごすことになったらどうしよう」と不安がありましたが、ワシントンにあるルームメイトのお家と、ボストンにある同じクラスを取っている友達のお家に快く受け入れてもらいました。
アメリカの首都、ワシントンD.C.へ
渡米時に乗り継ぎ失敗してフィラデルフィアを経由したことと、在外投票で数時間ボストンに行ったことを除いては、初めてのアメリカ国内旅行。ポートランドの飛行場からワシントン行きの飛行機に乗ります。
留学初日以来の飛行場。あの時は疲労困憊でなかなか周りを見る余裕はなかったけど、改めてみると小さな小さな飛行場です。オンラインでチェックインして、ボーディングパスもケータイに入れて、何ともスマートに搭乗完了!
飛行機に揺られること(?)1時間半。
ワシントンに着きました。
ワシントンの「マイホーム」
ルームメイトに車で迎えに来てもらい、彼女のお家へ。アメリカの「お家」は初めての経験。ドラマで見たような広々としたキッチンや暖炉、素敵なアートがある暖かい雰囲気のお家です。
入寮の日や家族が大学を訪れるイベントの日にルームメイトのご家族には会っていましたが、しっかりとお話するのは初めて。でも優しくてフレンドリーなご家族と安心感のあるルームメイトのおかげで、とても居心地よく楽しく過ごすことができました。
大学生になって実家を離れて数年経つので、家族みんなで食卓を囲んだり、ご飯のあとにいろんなことを話したりするのが久しぶりで、本当にあったかい気持ちになりました。
ミュージアムの街
ワシントンは首都というだけあって、ホワイトハウスやキャピタル(国会議事堂)など政治の中枢の街です。一方で、歴史的なモニュメントが点在していたり、ナショナルギャラリーやスミソニアンといった有名な美術館・博物館やこじんまりとした規模のギャラリーがあったりして文化的な雰囲気が漂う街です。
しかも、スミソニアンやナショナルギャラリーは各分野ごとに分かれている上に、広い…!一日、二日では到底まわりきれません。
リンカーンメモリアル、ワシントンモニュメント、国会議事堂、ホワイトハウスを一通り散策したり、レンタルスクーターに乗ってみたり。
ナショナルギャラリー・オブ・アートは広すぎて2日かけてやっとざっくり全体を回りました。
気候は体感的にメイン州よりも季節が1か月くらい遅いのかな。紅葉がちょうどピークでした。メインのような自然に囲まれたど田舎もいいけど、やっぱり都会にくるとわくわくします。
空が広い首都
ワシントン街の雰囲気はゆったりとしていて、高層ビルもなくて空が広く、東京とは全く異なりました。ちなみに、高層ビルがないのは州の法律で国会議事堂よりも高い建物を造ってはいけないと決まっているからだそう。
桜並木で有名なポトマック川や、モール(広場)、公園がいろいろなところにあり、街と自然と人の営みがいい塩梅で混じりあう居心地の良い町でした。
また訪れたい街
4泊5日滞在したワシントンは、ルームメイトのお家も、街の雰囲気も、出会った人もすべてが優しくて和やかな日々でした。
海外に住むことなんて考えていなかったけど、ルームメイトのお家での「暮らし」を見て、こんな場所での生活は素敵だなと思ったり、ちょっと想像してみたり。
それに、私が行きたいミュージアムはまだまだたくさんあります。もっとじっくりゆったりここで過ごしてみたい。
そんな風に、穏やかに、前向きに、パワーを蓄えることのできた街、ワシントン。
好きになりました。
ワシントンの次はボストンです。サンクスギビング当日と、休暇後半の記事はこちら。