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とにかくわかりやすいワイン[白編]

以前赤ワインについてお話したので、今回は白ワインについてお話ししましょう。

白ワインというとどんなイメージでしょうか?「薄い」「飲みやすい」といったイメージがあるかもしれません。他には、「渋くない」といった赤ワインありきの感想もあるのですが、あながちこれも間違いではありません。

「渋くない」理由はワインの製造方法にあります。赤ワインは皮も含めてブドウを発酵させるのに対し、白ワインは皮を取り除いてブドウを発酵させます。皮が渋みの原因になるので、赤ワインは渋く白ワインは飲みやすいワインになるのです。(ちなみにこの渋みはタンニンと呼ばれるものです。聞いたことありません?)

まずは基本を知りましょう

基本を押さえるのは大事です。なぜかというと、次飲むワインの基準になるからです。今回紹介するのはこの3つ。

すっきり  ソーヴィニオン・ブラン
      シャルドネ
フルーツ  リースリング

3つともブドウの品種の名前です。ワインの味は大まかにはどのブドウを使っているかで決まるので、ブドウを知ることで大体好みのワインを探せます。

ワイン自体があまり得意でない場合は、リースリングから飲んでみることがおすすめです。基本的にワインといえばフランスが基本なのですが、リースリングはドイツのワインで甘みがあります。飲みやすいながらに個性のあるワインなので、他のワインとの比較もしやすいかと思います。

一方シャルドネとソーヴィニョン・ブランはさわやかで酸味もあり、飲みごたえもあります。いわゆる白身魚とか白ワインに合う食事はこれ!っていうのはこのさわやかな味のワインを濃いソースなどで殺さないようにする配慮です。つまり、そこそこ個性はありつつもクセのないワインが白ワインには多いということですね。


ということで、今回は白ワインについて紹介しました。今回はブドウの品種で見分ける方法を紹介しましたが、ボトルの形状で見分けるという方法もあります。白ワインで言うと、細いボトルはリースリングでぽっちゃりしたボトルはソーヴィニオン・ブランが多いです。つまり、細いボトルを選べば比較的甘いワインに会いやすいということです。この方法が覚えることが少なくて案外便利なので、ぜひ使ってみてください。

ちなみに赤ワインは細いボトルがボルドーというタンニンが強めのもので、ぽっちゃりしたボトルがブルゴーニュワインで軽めのものになります。なので、赤の時はぽっちゃりしたボトルを選ぶように心がけると、適当に選んでもそこそこ飲みやすいワインに出会えるはずです。

この方法を試してジャケット買いならぬラベル買いしてみてはどうでしょう

参考:ワイン一年生 小久保尊


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