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1カ月13万円生活の秘密兵器!『なにおれ流 少ないものとお金で楽しく暮らす』レビュー
家に本があふれているせいか、ミニマリストの方の生活に憧れます。
そして、図書館で偶然手に取った本が『なにおれ流 少ないものとお金で楽しく暮らす』。
本書がきっかけで、ミニマリストの「なにおれ」さんという方をはじめて知りました。
今回は、この本から学んだことや感じたことを3つ、ご紹介したいと思います。
お財布にやさしい時短料理の極意
ぼくも主夫なのでいろいろと時短料理について詳しいつもりだったのですが、この本を読んでとても勉強になりました。
とくに1週間献立例と、じっさいの料理の手順は必見。
なにおれさんは、出費を控えるために1週間に1回しか食材の買い出しに行かないのだそう。
そして、買ってきた日にまとめて一週間分の作り置きを作ってしまいます。
しかも、それがなんと1時間弱で完成するというから驚きです。
わが家ではさっそく、なにおれさん流のちくわにチーズを入れる作り置きを実践しています。
調理具や食器洗いに関しても目からウロコの情報がありました。
水洗いが不要なものは、重曹スプレーとキッチンペーパーで掃除するというアイデアを早速取り入れたところ、洗い物の時間が大幅に減りました。
割り切りのお祝い事情
なにおれさんの友人の結婚式に対する姿勢には正直驚かされました。
なんと、結婚式には行かないという徹底ぶり。
代わりに、スターバックスやミスタードーナツのギフト券を渡すのだそうです。
いろいろと批判はありそうですが、確かに、時間と出費を考えると、理にかなっているように思えます。
なるほどと思いつつ、ぼくならやっぱり友人の結婚式に行ってしまうと思います。
でも、こういった割り切りも、自分らしく生きるための選択肢の一つとして参考になりました。
人それぞれの価値観を尊重する姿勢も、この本から学べることの一つだと感じます。
見やすさ抜群!ビジュアル重視の構成
本書の大きな魅力は、写真が豊富なこと。
ビジュアル的に楽しめる1冊になっています。
パラパラとめくって気になる箇所を読むのが最適な読み方です。
文字ばかりの本が苦手な方でも、写真を見るだけでなにおれさんの暮らしぶりがイメージできるでしょう。
上記のほかにも、持ち物を最小限にする秘訣や、伝統行事に全力で乗っかることなど、ミニマルでも最大限遊ぶための知識がつまっています。
なにおれさんの考え方で特に印象的だったのは、「モノや費用を削減するのは、本当に楽しみたいことに集中するため」という哲学。
ムダなものを省くことで、本当に価値のあるものに時間とお金を使うという考え方は、単なる節約とは一線を画します。
たとえば、日常の小さな喜びを大切にする姿勢や、自分自身の価値観に正直に生きるというメッセージは、ぼくたちの生活を見直すきっかけになるでしょう。
また、ミニマルな暮らしは決して窮屈なものではなく、むしろ自由を手に入れるための手段だということが、なにおれさんの生き生きとした暮らしぶりから伝わってきます。
まとめ:シンプルに生きるための指南書
『なにおれ流 少ないものとお金で楽しく暮らす』は、シンプルな暮らしに憧れている方にオススメしたいムック本です。
なにおれさんの「少ないもので楽しく暮らす」というコンセプトは、物があふれる現代社会で、本当に必要なものは何かを考えるきっかけを与えてくれます。
初心者のミニマリストからベテランの節約上手まで、幅広い読者に役立つ情報が詰まっていると感じました。
また本書は単なる節約術の本ではなく、自分らしく心豊かに生きるためのヒントが満載。
時間もお金も限られている中で、どうやって充実した日々を過ごすか、その答えがこの一冊に詰まっています。
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