ベストセラーは読みません
皆さん、こんにちは。
みなさん、本を読むのが好きですか?
ぼくは本が大好きです。
でも、ベストセラーは読みません。
いままで、ベストセラー本に手を出すのは、ミーハーみたいでなんだか気恥ずかしいという思いがありました。
今回はもう一歩踏み込んで、なぜベストセラー本に手をださないのかを考えてみたいと思います。
ほかに比べると高額
ベストセラー本は、とくにハードカバーの新刊は高額です。
それにくらべて、インターネットでは無料でたくさんの情報を手に入れることができます。
同じ本でも、中古を買えば安く済み、図書館を利用すれば無料で読むことができます。
それなのに、なぜわざわざ高い本を買わなければならないのでしょうか。
(ただこれは、内容が充実していれば別。
本は新刊であろうと、その制作コストに比べると圧倒的に安い代物です。
ものによっては、新刊こそ買うべき本も存在します。
ちょっと長くなるので、別の記事でとりあげたいと思います。)
みんなが読んでいると差別化できない
ベストセラー本はみんなが読んでいます。
友達や同僚も、その本を読んでいる可能性が高いです。
よって、ベストセラー本を読むと他の人とおなじになる危険性が。
自分の個性や独自性が際立たなくなってしまいます。
自分だけの個性を大切にするためにも、ベストセラー本を避けることが大切です。
できることなら、自分だけが知っている、おもしろい本を見つけたいものです。
質の問題
ベストセラーだからといって、質が保証されているわけではありません。
つまらない本がベストセラー本になることも。
ベストセラーになるためには、広告やマーケティングの力が大きく関わっており、内容が本当に優れているかどうかは別問題です。
さらに、ベストセラー本の人気は数ヶ月で下火になります。
1年後に同じ本を読み返しても新鮮味がありません。
長期的には内容が陳腐化し、時代が変われば、新しい情報や考え方が出てきます。
そのため、ベストセラー本を読むことが、自動的に良い本を読むことにつながるわけではありません。
それならば、最初から時代の試練をくぐりぬけ、現代にもつうじる普遍性をもち、品質が担保されている『孫子』のような古典や、『カラマーゾフの兄弟』のような名作を読めばいいということになります。
まとめ
ベストセラー本を読まない理由について考えてみました。
高額であり、他人との差別化が難しく、内容の陳腐化も心配です。
とくに時事的な話題の本は一時的な人気がありますが、知識としての価値や、長期的な役割は低いことが多いので、注意が必要です。
本を読むことは知識を広げる手段のひとつであり、自己成長や娯楽にもつながります。
ですから、ベストセラー本以外の本にも目を向けてみることも大切です。
自分に合った本を見つけ、読書の楽しみを味わってみてください。