ブログをはじめてはいけない!かわりに「note」をはじめるべき理由
先日、興味ぶかいYouTube動画を発見した。
アメリカの「人気Webライター」による以下の動画。
なぜ興味深いかというと、いままで「ブログやnote、Twitterについてなんとなく感じていたこと」をうまく言語化してくれていたからだ。
よい情報がもりだくさんだったので、この記事では個人的な感想をふまえてまとめたい。
ブログをはじめてはいけない理由
いきなりブログをはじめてしまうことの何が危険かというと、すべての決断を「予測」にもとづいて行わなければいけないこと。
ここでいうブログとは、「~.com」や「~.jp」といったのドメインを自分で取得し、サーバーを借りて個人でブログを立ちあげることを指している。
そもそも、ブログの大きなデメリットは何かというと、「読者コミュニティ」が存在していないことにある。
コミュニティが存在していないので、自分の書いた記事が発見されにくく、以下の「データ」を集めることができない。
・読者は、一体何をもとめているのか? = 需要
・自分の何が、読者をひきつけているのか? = 自身の強み
こういった「データ」がないままブログを立ち上げると、以下の理由で「読者が求めていないもの」を生み出しつづけることになる。
・そもそもコミュニティがないので、今後も「データ」が集まらない
・「データ」がないので「予測」にもとづいて記事を投稿していく
いきなりブログをたちあげることを例えるならば、「見ず知らずの土地に、いきなりお店を開く」ようなものだ。
その土地の人が何をもとめていて(需要)、他のお店とくらべて何がすぐれているのか(強み)を知らずにビジネスをはじめることになる。
店舗を借りる賃料(ドメイン代や、レンタルサーバー代)も、借りたその日から払いはじめなけらばならないので、リスクも大きい。
(タピオカといったブームに乗ると、もしかすると爆発的に売れるかもしれないが…)
noteをはじめるべき理由
「note」の良さを一言でいうと「ソーシャルブログ」だということ。
ソーシャルブログとは、すでに読者コミュニティが存在しているプラットフォーム。
そのコミュニティが大きいほど、自分の記事にリーチする読者の数が増える。
そして重要なのが、ソーシャルブログでは「データ」を集めやすいことだ。
読者が記事に「いいね」や「コメント」をつけたり、気になるクリエイターを「フォロー」することができるので、記事を投稿すればするほどこのような「データ」を入手でき、「読者が求めるもの(需要)」や「自身の強み」を知ることができる。
このデータを知ることで、いままで「こんな記事がウケるのではないか?」という「予測」の打率を上げることができる。
ぼくも使っているので「note」を例にあげたが、noteに限らずとも、FacebookやTwitter、アメブロ、Quora、Qiita、Zennもソーシャルブログに入る。
(ちなみに上の動画の人は、Quoraからキャリアをスタートさせた)
戦略:まずは継続することを目的にする
上記をまとめると、ブログをはじめる際のステップは以下のようになる。
まずはソーシャルブログで「とにかくたくさんの記事」を投稿し、「データ」を集める
集まったデータをもとに「需要」と「強み」を分析する
分析結果にもとづいて記事を投稿する(もしも、どうしてもブログを立ち上げたいのであればこのタイミングで)
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ここでネックとなるのが、「データ」を集めるまでに長い時間がかかることだろう。
なのでまずは、読者からの反響である「いいね」の数といった「結果」をもとめず、アウトプットをすること自体にフォーカスをあてることが重要だ。
「データ」をあつめることを目的に、1つ1つの記事への反響は気にせず、ただただ記事を毎日投稿していけばいい。
おわりに
ただの「予測」をもとにいきなりブログをはじめることは、「読者が求めていないもの」を生み出しつづけるという負のスバイラルに陥る可能性が高い。
まずは「note」をはじめとするソーシャルブログにて「データ」を集めることが重要となる。
ソーシャルブログは無料ではじめることができることが魅力だが、じつは継続できる人は少ない。
今回の動画をみて「継続」の重要性を再確認することができた。
現在「note」への連続投稿が740日間なので、1万日を目指してコツコツ投稿していこうと思う。
そして、ただ投稿するだけではなく「データの分析」と「分析にもとづいた投稿」を行っていきたい。