あたらしい健康の常識「概日リズム」を知っていますか?
先日、話題のナヴァル・ラヴィカントさんの本を読み「8時間 寝る」ことを始めた。
その本のなかで、睡眠についてもうひとつ気になるキーワードが。
それが「Circadian rhythms」だ。
最初みた時はなんのことかさっぱりだったので調べることに。
すると、日本語では「概日リズム」を指すらしいということが分かった。
そして、この「概日リズム」こそが、健康な生活を送るために欠かせないものだと知った。
この記事では、そんな生活リズムをただす「概日リズム」の概要に焦点を当て、朝日の重要性と、夜の光の危険性について探求したい。
概日リズムとは?
人の体は独自のリズムで動ている。
そのリズムの中でもとくに重要なのが「概日リズム(サーカディアンリズム)」。
ラテン語でサーカは「概ね」、ディアンは「1日」を指している。
つまり「だいたい1日」のリズムというわけだ。
人間の体内時計は24時間ではなく、じつは「25時間周期」とされ、地球の1回転周期よりも1時間ほど長い。
このズレが原因で、睡眠や覚醒のリズムが乱れにつながる。
正常なリズムを手に入れるには「朝日」をあびること
正常な概日リズムを保つためには、朝日を浴びることが最重要となる。
というのも、朝の陽光には体内時計を整え、正しいリズムを作り出す力があるからだ。
朝日を浴びることで、体内時計が地球の24時間サイクルに合わせるよう調整される。
その結果、日中の活動がスムーズに行えるようになる。
この簡単な習慣が、健康な生活につながる。
夜の強い光はご法度
一方で、夜遅くに強い光を浴びることは避けるべきだ。
というのも、体内リズムが乱れ、睡眠の質や代謝が悪化する恐れがあるからだ。
体内時計は、夜に強い光をあびることによって、朝や日中だと勘違いしてしまう。
消化器官にあやまった活動信号を送り、脳の体内時計が正しく機能しなくなってしまう。
とくにコンビニのような夜の強い光を避け、自然なリズムに従うことが大切だ。
おわりに
1日は24時間なのに、体内時計は25時間というのは驚きだ。
健康な生活を送るためには、日々の生活リズムに気を配ることが不可欠となる。
体内時計のメカニズムやその調整方法を理解することで、より健康的な生活を手に入れる手助けとなるはずだ。
これからも自分の体と向き合い、正しい生活習慣を心がけたい。
概日リズムへの深い理解が、より良い未来を拓く一歩となるはずだ。