瞑想をはじめる理由
瞑想をはじめました。
前から気になってはいたのですが、なかなかはじめれませんでした。
しかし、思い立って瞑想をはじめることにしたので、瞑想をはじめる理由についてまとめてみます。
①日常のパフォーマンスを上げたい
『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリと、『習得への情熱』のジョッシュ・ウェイツキンが、瞑想を日常的に取り入れていることを知りました。(ティム・フィリスのポッドキャストにて)
特に驚いたのがハラリで、彼は毎日2時間も瞑想をしていること。
彼らに限らず、オリンピック選手も取り入れているほど、世界のハイパフォーマー達が瞑想に取り組んでおり、自身のパフォーマンスをあげるのに役立ちそうです。
②健康を保ちたい
ハラリの『ホモ・デウス』では、人間は生物工学や情報工学のテクノロジーを用いて、寿命を伸ばすための努力を惜しまないとされ、「不老長寿」が現実味を帯びてきました。
それでも「不老長寿」が達成できるのはいつかわからず、できるかぎり健康でいたいもの。
人間の幸せに最低限必要なのは「お金の心配がなく」「健康であること」の2つだけと、健康はそのうちの一つを占めているほど重要です。
そして「瞑想」には、うつ病や不眠、不安などを緩和する効果があることが研究で明らかにされました。
今まで健康といえば「運動」「食事」「睡眠」の3つが主要でしたが、最近では「瞑想」の重要性が増しています。
③病気を治したい
ぼくの場合だと、たまに起こる偏頭痛を治したくて瞑想をはじめました。
先日の台風のときもそうですが、特に低気圧の時に頭痛に悩まされています。
また、低気圧でない時にも、パソコンの前に長時間座っていると、頭が痛くなります。
ガイド本
ガイドとして使う本は『マインドフルネスストレス低減法』にしました。
この本を選んだ理由は、著者のJ.ジョンカバットジンがMasterClassの講師だったこと。
MasterClassは世界レベルに活躍する著名人が講師となって教える有料オンラインクラスです。
例えば、ビジネスだとスターバックスの創業者ハワード・シュルツ。
演技の分野だとナタリー・ポートマンが出演しています。
このMasterClassに著者のJ.ジョンカバットジンが出演しているので、彼の影響力と信頼性の高さが伺えます。
瞑想の学習方法
問題は『マインドフルネスストレス低減法』のページ数が多いということ。
390ページもあり、読むだけで時間がかかります。
そして一度読み終わったとしても、内容をほとんど覚えていないと思います。
そこで、本を通読することは諦め、エクササイズと並行して少しずつ読み進めることにしました。
はじめての3分瞑想の感想
初めての3分瞑想の感想ですが、短い時間にもかかわらず、心に思い浮かんでくることが非常に多く、呼吸を観察し続けることの難しさを感じました。
呼吸を観察し続けるために必要なのはまさに「集中力」で、まずは3分間だけなので、これなら無理せずに毎日続けられると思いました。
以下、3分瞑想中にぼくの頭の中に浮かんだことです。
まずは、「今日の晩ご飯」は何だろうということ。
食いしん坊がすぎます。
呼吸に意識を向けようと思ったそばから、いきなり食べ物のことが思い浮かびました。
もうお腹が空いています。
そして、瞑想中に気をつけることを思い出しました。
「呼吸はあくまでも自然に」ということを思い出し、いつもより息を長くしていたことに気づき、自然な呼吸になるように務めました。
すると鼻から空気を吸って吐く音がやたらと大きく感じられました。
呼吸に意識をもどし、肺に意識を集中。
すると、「鼻から吸う息の音」がちいさくなりました。
どうやらいままでは、「呼吸は鼻でするもの」と思い込んでおり、鼻に余計な力が入っていたのだと気づきました。
そして最後に思い浮かんだのがチベットの仏教徒。
なぜか分かりませんが、瞑想をしているから連想したのかもしれません。
瞑想中は不思議と頭痛がすくなくなり、効果を実感することができました。
これからも毎日すこしだけ、瞑想を継続していこうとおもいます。